学び

2016年2月15日 (月)

ホスピス緩和ケア・講演会3

前回の講演会記事UPから2週間も経ってしまい、記憶が大分飛んでしまっていますsweat01   なので細部に渡る内容はあやふやな事が多くなってしまうので、印象に残っている部分をここに記します。

前回、支えるということと、寄り添うと云うことの違いを書きました。

それにも関連することですが、魂の痛み・・・スピリチュアルペイン・・・の話がありました。

健康な時、元気な時には魂は震えないのだそうです。 

魂の震え・・・これが魂の痛み、すなわちスピリチュアルペインです。

★20代の男性のガン患者さんです。治療が上手くいって体の痛みはとれた。

 ⇒  すると 鬱 の症状が・・・ これは魂の痛みによるものです。

 ⇒ 25歳で・・・なんで? 死ななきゃならない? ・・・辛いよなあ・・涙

★45歳で3回離婚経験がある女性の患者さん・・・周りの悪口ばかりを云う・・・

 ⇒ 時間が経過し・・・ひょっとして、私が悪かったんだろうか? ・・・

 ⇒ バチが当ったんだろうか? と云うように変化した

   バチが当るということ、これはスピリチュアルペインとして感じる痛みです。

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引っ張り症候群

 分子標的治療薬というのがあるそうです。かなりよく効く薬ではあるけれど、ガンを治す力はない(延命でしかない)

医師は、まだまだ治療効果があると、治療を引っ張り、患者もひょっとすると上手くいくかもしれない。と、引っ張られる。・・・が、結果的には死に対する準備、死の受容、別れの会話などがないまま死を迎えてしまうことになる

・・・ガン治療と緩和ケアを並行して最期まで行うのでなく、終末期には緩和ケアに専念し、死の受容への準備期間を持つことも重要な意味があるようです。

2016年2月 3日 (水)

ホスピス緩和ケア 講演会 2

ホスピス緩和ケアの原点

☆ その人がその人らしい人生を全うするのを支える

☆ その人がその人らしい人生を全うするのに寄りそう

寄りそうと支える ・ 人間の提供と技術の提供

支える ・・・下から支えるというイメージ。   技術も必要

     ・・・下支え ← 支えないと落ちる

     ・・・支えたことで下に落ちなくてすんだ。 客観的な効果が感じられる

寄りそう ・・・そっと、もたれかかるようなイメージ。 人が傍にいてくれる安心

      ・・・横から ← 寄りそえば進む(自分の力で死に向かって進む)

      ・・・寄りそった人が前に進んだ。

         が、寄りそわずとも進んだのではないか? 

         客観的な効果が感じられにくい。

  *進むとは、死に向かって自分で進むちからがでるということ。

ある麻酔科医の言葉 ・・・ 「患者さんの傷みがとれると困るのです」

 はじめは、誰でもそうだと思いますけれど、どうしようもない痛みをとにかく取り除いてほしい!   っと、切実な願いがあって、そのほかのことまで頭が回らないのが普通だろうと想像できますが、痛みを上手くコントロールできると、次に、心の問題(心の痛み)が顔をだしてくるようです。

麻酔科のお医者さんとしては、心の問題にはどのように対処したらよいのか、解らなくて困る。ということですね。

ある緩和医療医の言葉 ・・・ 「症状のコントロールができれば私の仕事は終わりです」

 この言葉も、麻酔科医の言葉と同じような意味だと思います。どちらの立場の方も技術を提供して支えることを使命としているものですから寄り添うことを必要とする心の問題に対しては力が及ばないということでしょうか。

 

寄り添う  と、励ます

励ます ・・・ 人を外から動かそうとする

      ・・・ 自分はあまり関与しなくてよい

      ・・・ 上から

 寄り添う ・・・逃げ出さず空間を共にする

       ・・・参加する

       ・・・横から

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2016年1月31日 (日)

ホスピス緩和ケア・・・講演会

ブログUPが続きますが・・・昨日、緩和ケア関連で講演会がありましたので、自分の記録として、書いておきたいと思います。

「ホスピス緩和ケアのこころ」を深める  

          講師 淀川キリスト教病院理事長  柏木哲夫先生

柏木先生は日本で3番目( だったか?)1984年に緩和ケア病棟を立ちあげられた方です。

開口一番、

「心の扉を開いてもらうことが大事と思いますが、そのためには笑うことが一番だと考えています。」 

「ある73歳のおばあさんが水泳を習いに通い始めました。 

お嫁さんが 『この歳でどうして水泳を習う気になったの?』 と訊ねると、

おばあさん 『死んだら三途の川を渡らなきゃならんから、泳げた方がいいじゃろう』って」

噂にきけば、その水泳教室にはイケメンのコーチがいるそうで、ひょっとしたらそちらが目的かと・・・お嫁さんは教室へ行ったのだそうです。 コーチに会って話をしてみると

コーチ「おばあさん、なかなか熱心で、随分上達してますよ!  25M泳ぐのも、もうすぐですよ!」  とのことです。

お嫁さん 「そうですか」と、言って帰りかけ・・

「あっ、そうそう、 一つだけお願いがあるんですが、ターンだけは決して教えないでくださいね!」 と。  笑 笑

          ~~~~~~~~~~~~~~~~

次に、病棟の呼び方の変遷

1950年代ターミナルケア=1970年代ホスピスケア=1980年代緩和ケア・緩和医療=そして1990年代からはエンドオブライフ・ケア(高齢者医療とも) と云われ始めている。

ターミナルとはラテン語でテルミヌスと言い、境目を意味し、こちら側からあちら側へと苦しくなく移ることのお世話をすることを現わしている。

   *外野の声 ・・・先生、73歳はおばあさんって言われたなあ~ wobbly      

 

             少しづつ続きを書きます。

         コメント欄はその間、閉じさせてもらいます。