ボランティア

2019年8月 3日 (土)

ボランティア夏祭り

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カラスウリの幻想的な花が咲いています。と言っても早朝5時にはすでに萎みかけてて、いつも写真がとれない。この写真のものも萎む寸前ですがずっと以前に写したものです。細い糸がレース編みのように広がっているところを撮りたいものです。

 

毎週火曜日、病院ボランティア(緩和ケア病棟)に行っていますが、8月1日の木曜日は夏まつりイベントの手伝いに行ってきました。

10時集合。その時にナースからの伝言。今日は悪い方が(お亡くなりになりそうな、という意味)3名いらっしゃるので、いつもより声のトーンを落とすなど、気をつけて下さい・・・と。 とは言え、月に1度だけの、季節的な行事を楽しみに待っていて下さる患者さんもある。そして何より、今日、こういうイベントをすることは、すでにご案内済み。だから取り止めるという選択はありません。

会場準備が始まったと同時位に師長さんが沈痛というか、緊張した様子で私の近く(ボランティアが数人集まっていた所)へ来られて、「3人亡くなられたので、花束をお願いします」って。驚きましたよ!  悪いとは聞かされていたけれど、ほぼ同時に3名の方が・・・など、考えられないことです。

3名の性別と、2人は少しお若い方・・・という情報を頂き、いつも一緒に活動している仲間が手分けして3つの花束を作りました。男性にはブルーの紙、女性にはピンク系の包みに。リボンは派手にならないよう、だけどピンクやブルー系のものを使って・・・。 悲しいけれど、20年近くボランティアをさせてもらっていると花束作りが少し手早く出来るようになっている。 ナースもドクターもバタバタと忙しかったはず。でも祭りの会場ではそんなことを感じさせることなく愉しい雰囲気を醸して準備を進める。

さて、夏祭りは一大イベントで、今年はナースはじめ女性職員は全員が浴衣を。ドクターはじめ男性3名も浴衣姿で参加。ボランティアの中には元、美容師さんがいるので着付けもプロで髪飾りとかも上手に手早くされるけれど、こんな特別な日にはボランティアを卒業している(元ベテラン美容師さん)も援助にかけつけて下さいます。

広くもない会場に、かき氷、綿あめ、たこやき、焼きそば、ビール、ジュース、枝豆など、食べ物の用意と、ヨーヨー釣りや輪投げのコーナーも整いました。

車椅子で参加された患者さんは、かき氷コーナーにまっしぐら。 「美味しいですか?」と声をかけると「おいし~~ぃ!」「10数年ぶりに食べてるの、だって買いにいけないもんねぇ~」と。とってもお幸せそうな顔をしてました。

次にベットで来られた男性。奥様とお譲さん、お孫さんもご一緒です。患者さんは目を半分閉じているような感じでしたが、ベッドサイドから苺のかき氷を、ひと匙ずつ奥様が口元へ持って行くと、あ~ンと口をあけて食べています。随分気長に食べてらしたから、美味しかったのでしょうね。

ビールなんてと、私もはじめの頃はびっくりでしたが、「ここの方達は基本、何を食べてもいいのよ」と師長さんに云われたものでした。今回も3人ほど、飲まれたようでした。と言ってもほんの少しずつですが。

テープを流して盆踊りもしました。炭坑節や東京音頭。流石に患者さんは踊りの輪には入れませんが、ベッドや車いすの上で手を動かしての参加をされてたり、それなりに楽しんで頂けたようです。

小さいお孫さん達の参加もあり、ヨーヨーや、輪投げの景品(参加賞)を貰って嬉しそうでした。患者さん、ご家族の方々のこぼれる様な笑顔が最高!

私、終るとぐったり疲れて、翌日もぼ~~っとしてましたが、皆様の喜びが私の喜びでもあります。今年も参加できて心の中に沢山の喜びを頂きました。

 

2019年1月12日 (土)

緩和ケア病棟・新年お茶会

1月10日、ボランティアをしている病院の緩和ケア病棟で新年のお茶会をしました。

006_640x480004_640x480今はボランティアを卒業されている大先輩にも出てきて頂いて、お力をお借りしました。

何しろ、お茶や生け花には玄人のような方です。 もう一人の先輩は美容師さんで、この方にも毎年、新年にはお手伝いに来ていただい005_497x640003_569x640_2て、看護師さんやドクターの着付けと、ヘヤ―をして頂くのです。                

ドクターや看護師さんがきちんとした和服でお茶をお出ししてくださると、患者さんの喜び方が違いますからね。

一月一日(いちげついちじつ)を皆さんとご一緒に歌いました。それからお茶のお手前(ボランティア)が始まりです。今年は患者さんのお一人が着物を着て下さって・・・

これは、この病棟始まって以来、初めてのことです。

「上手に着付けてもらったから、全然苦しくないのよ!」と、早くから着物で出て来られ、最後まで嬉しそうになさっていたお姿が、とても印象的でした。

男性のドクターと看護師さんも着物姿で、楽しませて下さいました。

最後には、 歌、ゆきやこんこ・・・を歌ってお終い。

私は、慣れない司会を担当で、特別なことはしなかったにもかかわらず、とっても疲れました!  齢を感じました

008_640x480お菓子をお出しする準備です。

梅盆に懐紙・・・ボラのSさんが1枚ずつ手描きしています

別のボラさんは南天の葉を持ってきて

そして又、別の先輩は、和紙でイノシシを折って届けて下さいました。

大勢の力と、協力の下、無事にイベントを終えました。

皆さん、お疲れ様でした。

002_640x359今月の壁面飾りです。

2018年12月21日 (金)

緩和ケアのクリスマス会

003_448x640昨日(20日)緩和ケア病棟のクリスマス会でした。

←はクリスマス会の案内(招待状)を裏面に記したカードです。

毎年、改良? 手直し?と云うのか、 アイディアが加わって少しずつ変化しています。

因みに、今年はツリーの左下にプレゼントの小箱を置きました。

大部分、マスキングテープを利用しています。

近頃はマスキングテープが多くの種類があって、どれを買おうかと、迷います。 その時間が楽しいのですけれどね。

さてクリスマス会にはベッドで6名。歩いて3名の参加でした。(ご家族の方も勿論同じくらい参加されました)ボランティアの人数の方が断然多かったですし、トナカイになった看護師さんやサンタに扮したドクターほか病院側のスタッフも加わりました。

外部から、音楽療法士の方他3名来て下さって、演奏もありましたよ。

3名の方が素敵なドレスで登場すると、もう立派なコンサート会場です。

007_638x640一緒に歌をうたい、ハンドベルは患者さん、ご家族の方も演奏に加わりました。

サンタさんからプレゼント(手作りリース)を受け取る時の良い笑顔が素敵でした。

ケーキタイムに移ると、特注の可愛いショートケーキとコーヒーや紅茶が乗ったお盆には、先輩ボランティアさんから届いた折り紙のサンタさんや、赤い実をつけた柊の一枝も乗っています。

私の直ぐ近くに居たご夫婦「結婚して50年以上になるけど、こんなことをしてもらったのは初めてじゃし、ツーショットで写真を写してもらうんも、初めてじゃあ~」と緊張したお顔でカメラに収まっていました。

皆さんの、心から喜び、楽しまれたご様子にボラもスタッフも疲れを忘れました。

   反省会の時です。

  「次のイベントは1月10日の新春お茶会なんですけど、患者さんにはそれを伝えてあげていいものか、どうか~~?」と、ボラの一人が云いました。

それに応えて、  Dr 「それは、普通に話してあげたらいいんです。」

「1月10日なんじゃなぁ~  と聞いたら、自分もそれまで生きているような気がして、普通に受け取れるんですよ~ 」

「もし、生きておれなくても、冥土へ持って行く良い思いとなると思えばいい」

ドクターはこのように話して下さいました。 

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今年の新種だという、八重のシクラメン

ボラの一人が持ってきたものですが、不思議な感覚!

微かな香りも・・・

貴重な体験をさせて頂きました

2018年12月 8日 (土)

壁面飾り・緩和ケア病棟12月

001_640x476ボランティアをしている、緩和ケア病棟の壁面飾り。

先日、秋バージョンからクリスマスバージョンへ模様替えしました。

以前からのパッチワーク。とても大きいからこれだけで一杯

002_640x480の感じです。最近は少し若いボランティアさんが主になってしてくれますから大助かりです。仕事がとても手早く、楽しそうにして下さいます。以前と変わったところと云えば、プレゼントに見立てた飾りを立体的に作った事。  

横から見ると分かります。

003_486x640プレゼントって、誰もがウキウキと

幸せな気持ちになりますね!

そして、イベント(クリスマス会)のご案内状です。

最近はマスキングテープの種類が豊富で

お店で見ているだけで嬉しくなるのですが、

こういうところにも利用させてもらって、便利に使っています。

2018年10月19日 (金)

ボランティア・緩和ケア病棟の運動会

10月17日、緩和ケア病棟で運動会が開かれました。

  えっ!? 

そう、入院患者さんがメインの運動会です

ベッドに寝たままでの参加が4名、

歩いて来られた人?  多分お二人?三人だったかな。

後の数名は車椅子での参加です。

そしてご家族の方も5人ほどおられたかと。。。

紅組・白組に別れ鉢巻きを締めたらグッと気分が出ましたよ!

先生も一人ずつ入ってます。

ボランティアはお世話をするだけです。

私はイベントのお手伝いは久しぶりで、手伝いというより、見学の感じでしたが、

少しはお役にたてたでしょうか? 

プログラム

  開会のあいさつ

  整備体操

  玉入れ

  ボール渡し競争

  パン食い競争

  閉会のあいさつ  以上

     *時間にして30分程のものでした、

   その後は 茶タイム

  和菓子(練り切りのお饅頭)と葡萄、お茶。

緩和ケア病棟で一番あり得ないイベントだと思えるのですが・・・

これがねぇ~ 見ていると、患者さんが本当に愉しそうな、

い い いぃ~ 笑顔をされてるの!

私、その笑顔を見ていると、癌という病気もわるくないなあ~

  そんな思いが過ぎりました。

写真は雰囲気を壊すようで遠慮しました。

CDで運動会の雰囲気が盛り上がってました!

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壁面飾りを替えました。

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左下に小さくあるのが、運動会への招待状です。

ハロウィン、お若い方達にはすっかり定着した行事となっているのでしょうか?

私などにはどうも、まだ馴染めない感じがありますが。。。

でも先日焼いたパンには南瓜の種を加えてみたり・・・

その程度のことはしてます。

2018年10月12日 (金)

ボランティア導入20周年

Img001_513x640岡山済生会総合病院にボランティア活動が導入されて今年20周年を迎えました。

私はボランティアの3期生なので、17年間ボランティア活動に参加してきたという事なのかな。

10周年の時にも記念誌がでましたが、今回も左の様な記念誌が発刊されました。

院長先生はじめ、看護部長さん、看護師長さんからのお祝いの言葉や、ボランティア全員の短い言葉が載っています。 

カット(挿絵)は絵手紙グループのものが描いたものが使われているので、とても良い記念になりました。

先日、ボランティア総会に続き、緩和ケア担当のDrの講演があり、その後は会場を移して記念の食事会までありました(会費制で)

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前菜  スープ  パン

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サラダ          肉料理

005_640x480_640x480_2 デザート コーヒー

どれも美味しかったです!

ボランティアを卒業された大先輩の方がたも多数参加され、食事をしながら、久しぶりにお話 伺えました。

皆さん、ボランティア活動が人生における重要な(貴重な)ものであったと、言われました。 

私も、偶然のきっかけでボランティア活動を始めたのですが、私の人生を顧みたとき、やはりこれが無かったら、つまらない生き方をしたのじゃないか? と思えるのです。

ボランティアは無償の活動ですが、こんなこともあるのですよ ↓

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 患者さんのご家族からボランティアへ差し入れメッセージ付き。

月1で開催しているイベントに参加された方からのお礼状。

とても嬉しくて胸がジ~ンとします。

010_640x480_640x480デイルームの壁面飾りはお月見が終り、秋模様のパッチワークに変わりました。

007_640x480_640x480_2我が家で咲いた花と、柿の葉も綺麗な色に染まっていたので、持って行きました。

努めて、外の風を届けたいと思っています。

季節を感じて頂けたら嬉しいので・・・

2018年9月21日 (金)

壁面飾り・9月の緩和ケア病棟

壁面飾り・・・ブログアップは随分久しぶりです

9月は何と云っても中秋の名月ということで・・・イベントもお月見会です。

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先輩ボランテイアの手作りパッチワークのお陰で、壁面飾りはとても楽をさせてもらってます。

背景の黄色い和紙は月あかりと見て頂ければ嬉しいです。

私達は、AとBを・・・又はCもあれば、それらを繋げる働きを、こういった紙に託します。

よく使う手なんですよ。 ちぎってみたり、くしゃくしゃしてみたり・・・貴重な紙なので(お金をかけずにある物で工夫するところが、求められてもいるし、そこが面白くもある)大事に何度も使っています。

短冊は又別の先輩の作

  筆洗の 水あふれたる 白露かな

  字はご主人さまによるもの・・・羨ましい芸術家ご夫婦ですよ!

24日が中秋の名月でしたかね~

お天気が気になるところですね。

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先日、ぶらっと倉敷へ行ってみました

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005_640x480豪雨による倉敷市の被害が報じられて観光客がガタ減り。 

被害が出たのは倉敷市とは云うものの、元々の倉敷市内からは遠く離れています。

こんなにガラ~ンとしている倉敷は珍しいです。

倉敷へ行ってみたいと思われる方は、今がチャンスですよ~~

どうぞ、お越しくださいね~~

2018年5月 2日 (水)

緩和ケア病棟、5月壁面飾り

5月といえば、端午の節句。

端午の節句と云えば、鯉のぼり・・・と、私は単純にそう思ってしまいます。 

そして、緩和ケア病棟の壁面飾りが桜のイメージから青空を泳ぐ鯉のぼりになりました。 (先週の火曜日に変えたのですが)

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諸々の都合で鯉のぼりが壁面の左に寄ってしまいます。右側の大きい空間をどうする??  

苦肉の策、藤のイメージのつもりで色紙を貼りました。    今イチ、何というか~ 物足りないですよね~ でも、先週は時間切れでそこまでしか出来ず。

そして、昨日(1週間後の火曜日です)

10年ぶりにOさんが、ボランティアに戻って来て下さった!

10年前にはOさんが壁面飾りを一手に引き受けてしてくださっていた、すごい実力のある人です。

子育てや、他にも事情があったのかと思いますが、お子さんも社会人と大学生になり、時間的なゆとりが出来たのでしょうか。 まだ、ゆっくりとお話しする時間も持ててないのですけれど、 ボランティアは減るばかりで増えないのが悩みのところへ、Oさんの出現は大きな力となりそうで、大喜びなんです。

私「Oさん、ここ、藤のイメージなんだけど、少し藤の花の形を作って貼って貰えない?」

O「ハイ、わかりました!」

004_800x630まあ~ 何という気持ちの良い返事だこと! 

そして昼前には、左の写真のように出来あがってました。

すご~い!!  嬉しい! 

これから先も、Oさんの力を大いに発揮してもらえそうで期待が膨らみます。

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さて連休です。間違っても遠出などするでない! 

普段以上にじっと、家で過ごそう! 

そう、思っているのに、 何でかなあ~~

なんか、いつもと違う所へ行きたい気分がムクッと湧きおこったりするのね。

色んなイベントもあるしね。。。

001_640x480それで、ここなら、そんなに遠くないし・・・レンゲ畑を見に行こう! と、出掛けました。

ところが・・・なんだろう? 

詐欺に遭った気分でしたよ! 今年のレンゲ畑はこんな感じで、びっくりです。 レンゲ祭りと銘打っているのが笑えます。

002_640x480003_480x640例年なら、手前に一面のレンゲ畑があり、その向こうに五重塔が見えるのですけどねぇ~ (この五重塔は別の場所から写したもの)

早すぎ、遅すぎじゃなく、花付きが悪いのだと云っていました。

2018年3月16日 (金)

緩和ケア病棟の素敵な時間

ボランティア活動で、沢山の学びを頂きます。

Img001_640x4464日前の活動日の事です。

私の所属するグループは、昨年9月に先輩ボランティアの2人が卒業されて4人になってしましました。

一応「絵手紙グループ」となっていますが、毎月のイベントに合わせて、その招待状をつくることや、季節ごとに壁面飾りをやりかえること。そしてそれ以上に雑用といっては申し訳ないですけれど、その時々に頼まれ仕事が飛び込んで来ます。  

例えば、患者さんがお亡くなりの時には、小さな花束を頼まれます。デイルームの花瓶から適当にお花を抜き取り、日頃から持ち寄ってためてある、紙やリボンを使っての花束です。

どなたかに頂いたコーヒーの木の大きな鉢の世話、メダカの水槽の水替えなども今ではすっかり、私達の役目になってしまったようです。

そろそろお雛様の片付けを・・・これは、今年はどなたがしてくださるのか? 私達がしなくてはいけないのか?  今気になることの一つです。

毎回、充実した時間を与えられていることに、感謝しなくては・・・ですね。

ここで、やっと最初の書き出しに戻ります。 こんなサプライズがあったんですよ。

一人の男性・・・さあ~ 70代くらいでしょうか?  病院の中では目立つ服装の方で、今、山仕事から戻ってきた!  そんな感じの服装

毛糸の帽子、ジャンパーに黒い腕抜き(アームカバー)ジーパン、スニーカー? その方の後ろから看護師さんがベッドを押しながら、デイルームへ来られました。

男性 「ちょっとお邪魔しますよ~」 と私達に声をされてピアノの前に!

ベッドの方は奥様かな?  意識がどうなのかな~ って感じですけど・・・

ピアノが ボロボロボロ~~~ と鳴りました!

調律の方が最初に音を出す時の様な感じで、すご~く響きました!!

  私達・・・えっ!  このおじさん、ただ者じゃないぞ・・・って目を見張った。

楽譜も な~んも無しで クラシックです

 最初がベートーヴェンの月光 → こちら

       エリーゼのために 

   ショパンの幻想即興曲 こちら→

 聴き覚えて・・・と言われましたが??  頭の中にはこの?マークが一杯になりました。 音楽関係の方? プロ? 

弾き終わると、隣りのベッドの奥様(?)の肩をつつき「おい、聴こえたか?」と。すると奥様が静かに 頷いて 右手を少し動かし、反応されていました。

夢の様な時間でした。 お元気な頃、このお二人はどんな暮らしをされていたのでしょう? 音楽を通して素敵な時を分かち合っていたんだろうな~~

大切な、大切なこの時間を共有させていただいて、本当にありがとうございました。  * 最初のスケッチ、とる物も取りあえず・・・手元の葉書に鉛筆を走らせ・・・今朝少しだけ色をのせてみました。

2018年2月28日 (水)

ボランティア・2月の緩和ケア病棟

001_800x489昨日は、今月最後のボランティア活動日でした。

壁面飾りは、3月のお雛まつりを待つものになっています。

先輩ボランティアが手作りして残して下さったパッチワークが、良い仕事をしてくれてます。ボランティアの人数が減少したので、とても有り難いです。

絵手紙を描きに出て来られる患者さんが、最近は何人かおられて、嬉しいですが、その分 大忙しです。

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昨日午前中に、男性患者さんがお二人絵手紙をしようと出ていらっしゃいました。その前の週にも出てらした方です。Aさんは多趣味の方で、墨絵もお得意のようで、この日はご自分の頭の中に描きたいものがあり、必要な道具を出してあげればご自分なりに、考えながら進めていかれました。

Bさんも2回目なので、要領は分かっておられる。線描きはさっとできたものの、体の調子が良くない。色ぬりが出来そうになく、色は次の時にと おっしゃるから、そういう時にはメモ書き代わりにと、金柑は橙色。葉と茎は緑。花瓶は青ね・・・と、淡い色を少しだけ(私が)のせておきました。  前の週に描いた絵を、付き添いの妹さん(Cさんとします)が持って来られました。

C 「私 この絵、とっても良い絵だなあ~て、思ったんですよ!」

  「これを見てたら、感動して涙がでてきてね・・・」そう云いながら、すでに涙ぐんでいます。

感動を与えられる絵。 凄いです!

午後、Bさんがお休み中に、Cさんが出て来られ、午前中に線描きしてあった 蕗の薹 の絵に色をのせました。

C 「私、絵なんか 小学校以来 描いたことがないんですもの、とても描けないです」 そう云ってしり込みされていたけれど、

  「こんな忙しい時に、してみたかった絵手紙をさせていただけるとは、 これも巡り合わせ、用意されていたことなんでしょうかね?」  と、そんな話をしながらも筆がすっすっと動いて、蕗の薹が描けました。

私 「絵手紙ですので、何か 言葉を いれてくださいね」 

すると、考えることなく 直ぐに 「感謝」 と書かれました。

C  「今の私は、この言葉通りです」

清らかな涙がこぼれました。 私も ついつい 涙ぐんでしまいました。

この方は、一人暮らしの お兄さん(患者さん)のお世話を第一にしようと思って、ご自分の身のまわりを あれやこれや 整理し、止めるものは止め、身軽になった。 これも兄のお陰です と話して下さいました。

こんな風に、前向きに 物事を考えられる方、素敵な方だと思いました。

ボランティアに行った日は、家に帰り着くと ぐったり。 どっと疲れが出てしまうのですが、心の中には、温かいものがプレゼントされて、私も感謝です。

厳しい状況のなかで、人の本質が垣間見えるように思った一日でした。

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