映画・テレビ

2017年1月25日 (水)

上映を待つ 映画

その映画は 「人生フルーツ」 ですhttp://life-is-fruity.com/

テレビでごく最近紹介? されて、それを観た友人が熱っぽく教えてくれました。

         shoe shoe

昨日(火曜日)はボランティアの活動日。

 緩和ケア病棟での活動は、座っての仕事が大半です。

なので、気持ちに充実感はあっても、運動不足感もあります。

 夕方帰宅し、夫と一緒にコーヒーでほっとした後、

    寒いけどなあ~~   

でも、少しだけでもウォーキングしてこようか! 

    暗くならないうちに! っと 出掛けました。 

 

近くで 数棟の建築工事が進んでいます。 夢があっていいなぁ~

その角を曲がったところで、犬を連れた友人の姿を発見。

お知り合いの方の家の前でおしゃべりしていました。 彼女も今日は一日家にいて大雪のニュースなど見て過ごしたからと、夕方の散歩に出たところだと云い途中まで一緒に歩くことにしました、

 その時に、

テレビで観た番組が凄かった! 

畑をしながらの老夫婦の暮らしぶりがちょっと、TOMOKO (私の)さん達を思わせるような感じもあって・・・ご主人の雰囲気は少し違うけどなあ~ 

・・・そんな感じで一気にしゃべってくれたんです。

 いずれ映画も廻って来るらしいというところまでの情報をもらいました。

さて、夜には、又彼女からのメールで

「ネット検索すれば色々情報が得られるよ!」 とのこと。

 岡山で上映が決まっている映画館の名前は出てきましたが、上映期間は「順次」となっています。

    あああ・・・はやく観たいなあ~~ 

東京 ポレポレ東中野 ⇒こちら ではすでに上映中で、

他の地方でも2月早々から上映となっている所もあります。

まだ観ていない映画情報ですけれど、ブログに書くことでご覧になりたい方もあるかと、記事にしてみました。

2016年7月22日 (金)

映画・ロイヤル・ナイト

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暫らくぶりに映画を観に行きました。

1945年、5月8日、ヨーロッパ戦勝記念日。

歓喜に沸くロンドンの街へ妹、マーガレットと共に飛び出した19歳の王女エリザベスです。

お忍びで、初めての経験。

ロンドンの街は喜びで大騒ぎ・・・その中で、妹とははぐれてしまうし、お付きの二人とも・・・ 地理は分からず、所持金もない!

行ってはいけないような場所に迷い込んだり・・・ハラハラしました。

最後は二人とも無事にお城へ帰りつき、めでたしめでたし!

戦勝国の喜びというものが感じられました。

もし、日本が勝っていたら、日本人の喜ぶ様はどうだったろうか?

提灯行列かな~? などと思いながら観ている自分がいました。

「ローマの休日」誕生のきっかけになったとも云われる出来ごとだったようです。

2016年6月12日 (日)

母親という生きもの(海よりもまだ深く)

数週間前になりましたが、是枝裕和監督の話題作海よりもまだ深く」を観ました。

 

観終わった直後は、正直言って・・・私、鈍いのかなあ~?

 

話題作って、言ってたけど・・・良さがよく分からないsweat02

 

そして時間が流れていく中で、

 

   あ・・~~あ~ 

じわじわと見えてきたものがある

妻子に逃げられた息子。 

月一度、子供と過ごす時間は、金も無いのにええかっこしいの父でいたい息子。

 

この映画の説明は省きますがこちらをご覧ください。

樹希きりんさん演じる母の姿が笑いを誘うが、これこそが、母という生きものの宿命のように思えてきた。

そして私も、子供の幸せを願う母としてみれば、同じ生きものだと納得する。

いい齢となった子供たちのこの先の事までもが、気になる。

夫には、バカなことを云うな! と叱られるけれど・・・

時を同じくして、ブログ友の方も、似たような年齢の子供さん達に寄せる親心について書いていらっしゃった。

父親と母親の違いってあるんだなあ~ 

これって、本質的な違いじゃないかと思うけれど、どうだろう?

子供が聞いたら、俺達のことより自分のことを心配しろ! とか云われそう。

2015年5月 5日 (火)

NHKスペシャル・見えず聞えずとも~夫婦ふたりの・・・~

昨夜5月4日のNHKスペシャルご覧になりましたか?

私、信じられないその様子に驚きっ放しで・・・メモを取ることも忘れて見入ってしまったのです。  

60代のご夫婦の暮らしですけれど、奥さまは小さい頃から耳が悪く、次第に悪くなってきた目は50代になって全く見えなくなったのだそうです。未だ視力が少し残っていた頃に介助役として出合ったご主人と、遅い結婚を果たし、京都の山奥で農業をしながらの暮らしを取材したものでした。

さっき、8時pm前にNHKと入力して検索しましたところ、明日というか今夜遅く再放送があることを知りました。皆さんがこの記事をお読み下さってからでは間に合わないかもしれませんが・・・・

検索は、NHK として、出てきた画面からドキュメンタリーをクリック→NHKスペシャルをクリック。 幾つかの番組が紹介されている中から【見えず 聞えずとも~夫婦ふたりの里山暮らし~】を選択します。

ご本人お二人のお顔も出ています・・・とてもお幸せそうな笑顔なのですよ!

番組を見はじめてすぐでした。 ご主人が農作業に出掛けられるので、奥さまはご主人のお弁当を作っているのです。一人で・・・です。フライパンをガス火にかけソーセージを焼いたりもしています。

私は身近に目の見えない方がいないので、その光景にホントびっくりしてしまいました!

でも、それは序の口・・・だったようで

ご主人が出掛けた後、お風呂掃除や家中の掃除を、それは丁寧にしているのです。手の感覚で汚れがわかるそうです。

それから、まだびっくりしたことがありました。 奥様の趣味ですが、

手芸・・・若い頃(目が見えていた頃)和裁の勉強をされたのですが・・・

ほら、人形の洋服の形をした手拭きタオル、ありますよね!  それを縫っているんです。 お知り合いに頼まれもするとかで、知り合いの方との会話は、手のひらに一字ずつひらがなを書いて意思疎通していました。

ご主人様とは普通の手話ではなく・・・なんて云ったかなぁ~

お互いに両手をつなぐ形で指手話? 手手話? あぁ~違う!

触手話って云うらしいです。 これがね凄いんですよ。

朝食の頃、「テレビが始まるよ!」とご主人が声をかけて・・・えっ?っと思ったら二人の触手話がはじまりました。 同時通訳っていうのか? あらすじ的なのか、そこまで解らなかったものの、奥さまはこの時間を毎日とても楽しみにしているのだそうです。

・・・話しが前後しました。 ご主人が畑仕事で奥さまはお家・・・

お昼の時間になりました。 奥様がパソコンの前に座ります。

何すると思います?  ご主人にメールを送るのです。

目は見えないし、耳も聞こえないんですが、打った文字が点字で確認できるパソコンなのです。

ご主人はそのメールを山の家(新婚の頃二人で暮らしていた家が山の方にあり、其処のパソコンで見ることができる)で受け取ります。

二人の笑顔が消えることがないんです。朗らかな奥さまで、どちらかというとご主人様が叱られ役のような・・・

不自由な暮らしに見えるけれど、満足し、幸せを感じながら暮らしているようすがとても新鮮でした。

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2015年3月28日 (土)

映画・風に立つライオン

先日観た映画、感動ものでした!

映画館によってはネットで指定席を予約できるので、早めに出ていく必要が無くなり便利ですね。

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前知識がないまま、観てしまい、後からHP(クリックしたら予告編も観られます。)などで少し知識を得ました。

1987年さだまさしが発表した名曲風に立つライオンクリックすれば歌を聴けます

ケニアで国際医療ボランティア活動に従事した実在の医師から聞いた話にインスパイアされ作詞、作曲されたこの曲は、海外への貢献活動を志す人々に多大な影響を与え、彼らの心の支えとなった。

そんな楽曲に惚れこんだ俳優・大沢たかおが、小説化・映画化を熱望したことで今回のプロジェクトが始動する。

2013年にさだまさしが同名小説を発表。監督・三池崇史も決まった。(パンフより)

大沢たかお扮する青年医師・島田航一郎がケニアに派遣される。 更にそこより過酷な場所へ1カ月の予定で移動を命じられた。その場所に担ぎ込まれる患者と云えば、内戦で受けた傷の為に手足を切断せざるを得ない重症の患者ばかり。少年兵も多くいる。傷が治れば退院だ。退院を前にした患者に問う。

「退院したら どうするんだ?」 「又、銃を持って戦うだけだ」・・・言葉が無い。

両親も兄弟も失くした少年兵は足に弾を受けていたが、幸い急所は外れていたので切断は免れた。 

その少年が云う「自分は銃の扱いが上手いんだ!」「外すことは無い!」と。

しかし、この少年は多くを語ろうとは、決してしない。

1カ月の任期を終え、元の場所(ケニアの)に戻るが、島田医師は再び過酷な先の場所へ行かせてほしいと希望する。

日本には結婚も考えていた同期の女医も居る。でも彼女は五島列島の小さな島で開業している父の医院を継ぐ使命が・・・

やがて島田医師はケニアの過酷な場所で働き続ける決心をした。無口だった少年にも希望の灯を灯させ・・・彼は後に医師となった。

大沢たかお扮する島田医師の目がキラキラと輝き…笑顔が印象的。

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映画を見ながら、実話が土台になっているのかなあ~~ ? と感じていた。

長崎大学という字が出ていたので・・・もしか?  以前にブログに書いたことがある・・・あの方?  えぇ・と・お・・・ 川原医師?  そんなことも思ってみましたが、川原医師はさだまさしの歌に影響されて、勤めていた外務省を辞める決心をされたんだそうです。

さだまさしさんが、出合った医師の話に感動して歌を作った。その歌に感動して映画ができ、私達は映画に感動して・・・・?? 何ができるのかしら?

自分の人生だから、好きにすればよい。という考え方もあるけれど、好きにできないものがあるのも事実。

どんなに好きでも、諦めなきゃいけない場合もある。

昔、聞いたことがある。 進む道をどちらにしようかと迷った時には、より困難な道を選びなさいと。 この映画に出てくる人達はそれが出来た人ですね。

涙が流れて困りました・・・ でも感動するって素晴らしいことですよね!

私は父が、小さな町で外科医をしていました。外科医と云っても随分昔のことですから何でも診るような感じだったと思うのですが・・・

怪我人や急病人が、戸板に乗せられたり、荷車で運ばれてきたり。。。

そして治療室に小さい子供の私が入って見ていることもありました。

だからでしょうか?  こういう医療の現場が出て来るものには、一種の懐かしさが感じられたりします。

父も実によく働いた人生だったと思い出しています。

2014年3月17日 (月)

映画・・・母の身終い

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先日のオープンデー終了後、おしゃべりのうしろ髪をひかれるような立ち話。

私の3つ年上の友人が、映画に誘ってくれました。私も観にいきたいと思っていたものだったので、直ぐにOK。

側にいたお姉さま2人にも彼女が声をかけました。 お二人とも最後に映画館で映画を観たのは随分昔のことで、一人は「十戒だったかなあ~?」と。

もう一人は、「岡山にも映画館があるんですか?」「私は背が小さいから人の後ろから飛び跳ねて見るようなことで・・・」

連れていってほしい!  って感じです。

予定していたその日は、生憎の雨でしたが、友人が皆さんのお家までお迎えにまわって、まるで子供が遠足に行くような楽しい気分でした。

最初から判り切っていたことですが、映画が(上の写真)映画ですから、歳の離れたお姉さま方にはどうかな~ っという心配はあったのです。

私は、最期の時へむかっての心構えのような、例えば、物の整理のようなことから、延命治療に対する決心っていうのか、、私たち夫婦もそれとなく真面目に考えつつ前向きな準備を進めるにあたっての参考になれば・・・と。

そういう気持ちだったんじゃないかと、自分の気持ちを思い返しています。

映画館への道案内、切符の買い方、館内の案内とかも一応いたしました。

小さい映画館で、前の席には誰もいなかったので、ゆっくりと観ましたが、

私が想像していた以上に内容の重い映画。

お姉さまお二人はどのようなことを考えながら鑑賞しているかと、少なからず気に掛かったものでした。

元トラック運転手。今は無職の48歳の息子は母の家に身を寄せて、人生の再出発をしたいとあがいています。2人の感情が激しくぶつかります。母は脳腫瘍に冒され死期が近いと考えられる。そこで母の選んだのは尊厳死。

この尊厳死に対する私の知識が不確かだった?

                 日本尊厳死協会 こちら 

映画ではスイスの施設に行って最期をむかえる。判り易く言えば薬による自殺ほう助。日本では安楽死と云うものは認められていないが、スイスなど世界の中ではそれを認める国や州があるんですね。

だから、きっと見ている人の大半が、こう云う結末を向かえることは想像していなかったんじゃないか?

映画が終わった時、みんなが重苦しい気持ちに包まれて席を立って行きました。

私たち4人も、その気持ちのまま帰宅するのが躊躇されて、しばらくお姉さまのお宅でお茶をごちそうになり、お喋りも少ししてから帰宅しました。

   又、連れていってね!

  今度は、楽しめる映画にいきましょう~  ねっ!

        と言いながらお別れしました。

  

2014年2月 1日 (土)

テレビドラマで、 あっ!

1月下旬、テレビドラマ【足尾から来た女】が放映された。

後編を見ていて、あれ~~~ 見たことがあるぅ~

えっ!  そんなことってある? 

半信半疑だったけど、そうだとしか思えない!

藤村志保さん演じる おばあちゃんが入院していた場所っていうか、建物ですが、私の母校だと思うのです。友人に話したら

「随分時代がかってる建物なの?」って訊かれちゃった!

木造校舎だし、私はもう随分長く(二十年くらいかな?)行って無いから何とも言えないんだけど・・・ 特徴のある建物で大谷石が沢山使われているし、絶対そうだ! 

でも・・・と思って、初めて母校のHPを開いてみたら、やはりそこでロケが行われたと書かれていました。

   懐かしかったです~~

映画・・小さいおうち

山田洋次監督の話題作、観てきました!

Img001_581x800 実は、話題作ということもあまり知らなくてsweat01

だから、先入観もゼロ、期待もゼロsweat01

倍賞千恵子扮する独身を通したお婆ちゃんが亡くなって、その家の片付けをしにやってきた3人が、思い出話をしながら、タイムスリップするように時代を遡って物語がはじまる。

私はおばあちゃんが暮らしていた家のことがタイトルなんだろうか?小さいおうちって何処のことなんだろう?

 なんて何も知らないものだから、そうか~~ 住人が亡くなってしまえば、こんな風にガラガラッと何もかも捨てられてしまうんだよな~ とか思いながら観はじめていました。

題名の小さいおうちと云うのは、おばあちゃんが若い頃女中奉公した、東京郊外の赤い屋根のおうちのことでした。そうそう! おばあちゃん、タキって名前です(女中タキを演じているのは黒木華

そのおうちの奥さまは、松たか子が好演。

奥様の恋愛にタキが気付いて悩むんですね!  相手の男性に召集令状がきて、弘前の実家に帰ると云う日、奥さまは着物を着換えて逢いに行こうとします。 タキがそれを止め、奥さまに手紙を書くようにと勧めます。家に来てもらって逢うことは誰も危ぶまないから・・・家に来てほしいと。

タキがその手紙を届けてきましたが、奥さまがずっと待っていたのについに彼は来なかったんです。

戦争が激しくなり、女中を置くことが贅沢なこととされ、タキも田舎に帰されました。

東京の空襲で奥さまは、旦那さまと共に防空壕のなかで亡くなってしまい、一人息子はどうなったのか解らないまま時代がながれました。

  ・・・・と、あらすじとしてはこう言った感じで進みます。

時代が昭和初期ですから、私からみれば両親が結婚した頃でしょうか。

だから、そうだったわ! というような一種懐かしさもありました。

晩年のおばあちゃん(タキさん)が自叙伝を出すからと、大学ノートに綴っているのです。そのノートに目を通しながらアドバイスをする青年役は妻夫木聡

彼の目からみると、戦前という時代は暗くて貧しいはずなのに、「おばあちゃん、こんなご馳走あるわけないでしょ!」とか、現代の青年の理解を超えた良い時代がそこにあったりもする。

若い時、私も同じように考えていたのだが、ずっと年上の従兄が、「戦前は結構贅沢なものがあったんだよ!」 って教えてくれたことが思い出された。

女中タキの演技が、派手さは全くないものの、じんわりと心に残った。

最後に意外な真実が明かされるんですよ。

西洋モダンと日本文化が混じり合った【昭和モダン】その華やかで平和な日々のすぐ背後には、戦争へと向かっていく軍国主義の影が迫っている。現代と非常に似ている。この時代に生きた人々の心の動き、葛藤を見つめることで、今の日本が果たしてどこへ向かっていくのか? 私たちの進むべき道筋も見えてくるのかもしれない。    ・・・パンフより・・・

2013年9月 7日 (土)

風立ちぬ・・・観てきました

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  アブチロン(チロリアンランプ) 年中のように咲いています

先日、映画≪風立ちぬ≫を観てきました。

本当はこの映画はパスしよう、と話していたのです。

しかし宮崎駿監督の引退発表に伴い、様々な関連したニュースが流れましたね。

その中で試写をみて、涙を流したのは初めてという監督のことを知って、やはり観ておこうと・・・行ってきましたhappy01

この映画が話題になるまで、ゼロ戦を作った人の事は何も知りませんでしたが、堀 辰夫の書いた「風立ちぬ」は読んだ事があります。

映画のあらすじだとか、どこが良かった、悪かった、と云う事を書くつもりはなく、

今までも宮崎監督のアニメは何本も観ていたのに、今回かんじたのは

絵がとても綺麗で素晴らしいなあ~~ もっとゆっくり観ていたいなあ~ と。

風がテーマでもありましたから、いつも以上に 空、雲 の描写が多かったのかもしれませんが、夕焼け空の色の変化とか、とてもいい感じでした

アニメでこんなに表現できるっていうこと、その素晴らしさに初めて感動しました。

皆様も機会があればご覧になるといいですよ。

テレビでは昨夜 紅の豚 を放映したので録画してあります。

今夜、観れるといいなあ~と思っていますが、本当は今日はPCに向かっていられるほど暇じゃないんですけど、忙しい時に、何故か向かいたくなるんですsweat01

2013年6月26日 (水)

 映画・カルテット

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ごくごく分かりやすく云えば、

音楽家たちのための老人ホーム。

そのホームで開くガラコンサートを軸にした人間模様をえがいている。

そういう老人ホームが実在することを、半年くらい前だったかテレビで言っていたのを聞きかじった。

実在するそれはイタリア・オペラの巨匠、ヴェルディが、私財を投じてミラノに建てたそうである。

もしかしたら、それがこの映画の説明だったのかもしれないが、その時はあまり気に留めることも無く、やがて私の意識から遠のいていたのだったが、1ヶ月くらい前に映画のスケジュールをみて、この映画の事が気になった。

これを逃すと、後がないかも・・・?って月曜日の18:05からのを観に行った。

      観客はたったの5人! 

*ヴェルディは、成功とは無縁のまま、困窮して人生を終えて行く多くの音楽家たちが、自分の仕事に誇りを持って人生を終えられるようにと、「憩いの家」の建設を計画したそうだ。そして「憩いの家」は今でもミラノに残り、50余人の老音楽家が余生を送っているそうだ。

映画 カルテット の舞台はイギリス。ホームの名は「ビーチャム・ハウス

オペラ歌手が主人公ではあるが、他にもかつて名声を博した音楽家たち、それもほとんどご本人が登場し、演奏しているのだから驚きを隠せない。

しかし、ドラマ上のことだけかもしれないが、かつてはライバルだった人も居る中での暮らしは、いつも心穏やかとばかりは云えない。

音楽家ならではのエゴやプライド、怒りや悲しみ、老いることへの恐れと覚悟、、、様々な葛藤をくぐり抜けて、「四重唱(カルテット)」が始まる・・・

          *~*~*~*~*~*~*~

音楽の世界で頂点に立った人達と、自分とを比べては誠に申し訳ないが、

一人の人間として、人生の最終ステージが視野にはいってきた人間としてなら、比べるという言い方は適当ではないけれど、この先の老いへの覚悟等々、、、この映画で共感するところもあったし、過去のわだかまりがとけて再び良い関係に戻った二人には拍手を送りたい気持ちになったり・・・

ハラハラするでなく、悲しみがこみ上げるでもなかったけれど、底辺に流れる、年を取ることの悲しみを感じつつ、でも楽しめた映画だった。

最後に(表紙の)4人が歌うヴェルディの『リゴレット』は

  ルチアーノ・パバロッティとジョーン・サザーランドの名録音を使っている

  監督は  ダスティン・ホフマン