コンサートホールで思ったこと
気持ち好い晴天がつづいている
音楽会に行きました
地元の管弦楽団が主で、我が家の息子と同級だった方もコントラバスを演奏。
お変わりなく、演奏されているお姿を拝見できるのも楽しみ。
今回の演奏会を聴きながら、私はいつもの演奏会とちがって
今、世界で起こっている戦争のことが、何度も頭をよぎるのです
シベリウスのフィンランディアの曲では
讃美歌の歌詞が頭の中で渦巻く。
私が通った学校では、入学時に聖書と讃美歌の用意が必須でした。
その讃美歌の298番
やすかれ、わがこころよ、
主イェスはともにいます。
いたみも苦しみをも
おおしく忍び耐えよ。
主イェスのともにませば、
たええぬ悩みはなし。
やすかれ、わがこころよ、
なみかぜ猛ときも、
父なるあまつかみの
みむねに委ねまつれ。
み手もてみちびきたもぅ
のぞみの岸はちかし。
私はクリスチャンではありませんが、
学校では全校生徒(女子部だけですが)講堂にあつまっての
礼拝から一日がはじまりました。
毎日がそうでしたから、今でも讃美歌や聖書のたとえ話などが
頭をよぎることがあります。
コンサートの話にもどります
ドヴォルザークのチェロ協奏曲も演奏されました。
チェロの曲といえば、パブロ・カザルスが国連で演奏したときの話を思いました
鳥の歌
「私の故郷(カタロニア)では、鳥たちがみなピース ピースとうたいます」 と、
カザルスは、言ったそうです。
鳥たちでさえ、ですよね。ましてや。。。
この日の若いチェリスト 佐藤晴真さんは
2019年ミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門で日本人初の優勝の他
数々の受賞をされています
チェロの音は人間の声に近いと、いわれるようですが、何故か心が落ち着く音です。
私の同級生でチェロを弾く友人がいました。
大きな楽器を抱えて、校庭を歩いていた姿が目に浮かびます。
その彼女が、昨年お亡くなりになったとクラス会報でしりました。
素晴らしいチェロの演奏に耳を傾けながら
この日の私は、何故だか 心があちこちへ飛んでしまいました。
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