男性的なはげしい雨に、紫陽花は どれもが頭を垂れてしまいました。
田植えのきせつです。 私の住んでいるあたりは ほとんどの田が直播です。
水を入れていない 乾いた土に直に種もみを蒔くのです。
だから、田植えという感覚じゃないですよね。
いつの間にか種まきが終わっていて、うっすらと緑色の芽が出そろって
ああ、もう稲の芽が出たんだ! ってはじめて気が付きます。
でも、わずかに・・・昔の田植えを 思い出させる風景があります。
我が家の小さな畑ちかくで鴨がなにかついばんでいます。

これ、苗代ですよね? 鴨がいるのはこの水田です。

突然ですが、けんびき焼き って、ご存じですか?
郷土料理のようで、私もずっと以前に 道の駅で買ったかで、一度だけ 食べた記憶があります。
その程度でしたが、テレビで作り方を 紹介していたので作ってみました。
なんでも、田植えを終えて、疲れた体の、肩の凝りをほぐしたり、労わったりする頃に、このけんびき焼き(焼きもち)を作るそうです。
と、いうことは、今でしょ!!
出来上がりは ↓ このような ものです。

材料は(5個分)
粉(小麦粉)100g・ 熱湯 120cc
あんこ 130g程 ミョウガの葉 5枚

粉に熱湯を加え、やけどしないように、はじめは箸でかき混ぜます。
次に 手でよくこねて、滑らかな生地になれば 5等分に丸め
餡も5等分に丸めておきます。
生地を手のひら大に丸く伸ばし(指で簡単にできる)
餡を包んで、平たい感じに形を整える。
これを、ミョウガの葉で クルクルと巻く。
くっつくようなら、サラダ油を薄く 塗ると良いそうです。

熱したフライパンに、薄く油をひき、両面に軽く焦げ目がつき、生地が透き通るかんじになればOKです。
私は フライパンに蓋をして焼きました。

5個分くらいなら、あっという間にできてしまいました。
ミョウガには血流をよくする作用があり、体の疲れをとることの
理にかなっていると 書いてありましたが(検索したら)
葉は食べようと思っても、口に残ってしまいます。
でも、お餅に 香りがついていると感じました。
ミョウガの葉がなければ、ただの 焼きもち ですね。
1日経ったものは お餅がかたくなっていました。
お汁粉にでもすると 良いかもしれませんね。
最近のコメント