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2014年9月 3日 (水)

ボランティア・・・宿命

昨日(9月2日)火曜日は、ボランティアの日でした。

銀行での用事を済ませ、10時丁度、病院へ入ろうとしてふと左を向いたところ、

看護師長さんはじめ数人のナースと一緒にボランティアをしている仲間の顔が目に入りました。 

その瞬間、 「あっ!  どなたか・・・お別れだ!」

亡くなられた患者さんがお帰りになる時に(私たちがボラの活動日なら)、ナースやドクターとご一緒にお別れをさせていただくのですが。。。

今朝、お別れする方があったようです。 

深ぶかとお別れのお辞儀をするだけのことですが、気分が淋しい。

そして病棟に入りました。

最近、毎週の絵手紙の時間をとても楽しみに待っていて下さる患者さんがおられます。   今朝のご気分はどうかしら? 

絵手紙を描きにでていらっしゃるかな? っと、ボラの一人がナースに様子を伺いに行きました。

そして。。。。  「○○さん、亡くなられたんだって。。。。」 との悲しい知らせ。

「えっ! 」

先週、  『とってもしんどいんだけど、絵手紙だけをすごく楽しみに待っておられるんですよ!』 って、担当のナースがおっしゃって間もなく出てらして、黄花コスモスを描かれました。 

でもお花の絵は、その前に描いた、トマトやほおずきに比べて、難しかったようで、ご本人としては、少々不満の残る出来栄えだったようでした。

ボラの私たち「やっぱり、野菜の方が描きやすかったんじゃなあ~」と、画材の用意が足りなかったことを悔やみました。

次はどうすると話しあったわけではなかったけれど、昨日はボラがそれぞれに、しし唐、ピーマン、レモン、いちじく等を持ってきて、八百屋さんみたいになりました。 

でも、描いてほしかった○○さんは先週、絵手紙を描かれた二日後に亡くなられたそうです。 ご冥福を祈るばかりです。

でも、私たちの係わっている絵手紙を描くことを、最期まで唯一の楽しみとして頂けたことは、とても嬉しいことでした。

緩和ケア病棟にいらっしゃる患者さんは、退院される方もいらっしゃいますけれど、、、残された時間の少ない方が大半です。

いずれ、皆が行く道です。 貴重な時間を係わらせて頂いています。

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ボランティア」カテゴリの記事

コメント

別れはどんな時も辛く悲しいものですね
まして知り合いであったり親しかった方であれば
一層募りますね
最後まで希望を捨てず絵手紙を楽しみにしていた患者様
tomoko様たちに感謝して旅立ったのでしょう
ご冥福を


      

ボランティアごくろううさまです。
毎週、一緒に絵を描くのを楽しみにしていた方とのお別れは辛いですね。
誰でも避けては通れない道でも切り替えるまで時間がかかったことでしょう。

私も先月、一人暮らしの方がなくなったと知らされ一時気持ちが落ち込みました。
私と同じ年でした。病気を抱えながら,介護の認定を受けずに気丈に生活していた方でした。
急に病気が進み救急車で病院にはこばれ1カ月後の死亡でした。同年齢ということで話が合い1回だけ30分ほどお茶を飲んだことが懐かしい思い出になりました。

ボランティアで絵手紙教室をなさっていらっしゃるのですね。いいなあ!!!私も絵は本当にボランティア状態です。でも、善意をいただくことも多いです。人との別れ・・・いろいろ考えるようになりました。

pencilおばさまへ
人生の最期の時間をご一緒させていただくって、普通はできないことですが、、、
色々教えられることがあります。 この方も穏やかなお顔に笑みを浮かべられることもありました。
最後の楽しみの時間にご一緒出来たこと、有り難かったです。

pencilさっこ様
毎週毎週、今日はどうかしら?  って気になりながらのボランティアです。
きっと苦しいことも、悲しいことも沢山抱えてらしたと思います。 そんな様子はちっとも出さないで、
絵手紙を楽しんでくださいました。  
さっこさんがお別れした方は同い年だったんですか?  これはチョッとショックが大きいですね。
益々、一期一会という言葉を噛みしめながら日々を暮さねば! 

pencilももり様
ももり様に、こんなブログを読ませるのは心苦しいです。 ごめんなさい。
でも、みんな行く道ですものね!  緩和ケア病棟のみなさん、ご自分の身を晒して教えていて下さるのだと感じます。
一期一会、人生は今しかない!   大事にしたいと、又つよく感じています。

お久しぶりです。
ブログを拝見しながら、緩和ケアの素晴らしさを思っています。
お別れって辛いものですが、心静かに読むことが出来ました。
私の知人も、緩和ケアの病棟で、皆さんに大切にされながら
本人も周りも心を支えられたようで、春先に亡くなられました。
人生の最後に際して、とても考えさせられるブログでした。

pencilちゃぐまま様
最期をどのように迎えたいか?  元気な時には このように・・・などと思うことはあっても、
こればかりはその時が来ないことには、予定をたてるわけにも行きません。
緩和ケア病棟でお世話になれたことに感謝される方が居る一方、ボラ仲間のご主人様は
緩和ケア病棟を選ぶこと無く春に他界されました。 それはそれで。。。

今は在宅へと制度が動いて来ているようです。 私自身、まだ決められません。

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