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2013年9月29日 (日)

目からウロコがポロポロと・・

岩手大学のシニアカレッジ、今年は30名の参加、実に25名がリピーターだったので右を向いても左を向いても懐かしい顔。北海道から大分まで、日本全国からの参加と云っても良いだろう。

今回は朝ドラの【あまちゃん】の話があちらでも、こちらでも引き合いに出されたが、生憎私は見てなかった。 「見ていない人もこんなにいるんですね~」などと、関係者は驚いていたが、皆がみんな見ていると考える方がおかしいと云うものじゃない?

毎年のことながら、入学式に続き達増県知事の講和、次に学長の講義、オリエンテーションとあり、おでんせパーティーがあってこの日は終了。

シニアカレッジ担当者が1年かけて興味深いプログラムを用意してある。

それら全てを紹介出来ればいいが、とてもそれほどの理解力も、記憶力も持ち合わせがないので、アトランダムに幾つかを・・・私の受け取った範囲で書いてみたい。

            ~~~~~~~~~~~~~~~~

開校4日目(いきなり飛ぶが)は任意参加制のオプショナルツアー。

コースは3つあり、あらかじめ申し込み済み。私が選んだのはコースⅢ、賢治の原風景とおりかべ蕎麦ツアー。このコースの参加者は7名、12人乗りの車でまわったのだが、車で連れて行ってもらうと地理的な事が良く解らないのが欠点sad

 039_800x600・・が、花巻に近い方向に早池峰山(1917米)があり、この山の登山口辺りを案内してもらったのだと思う。

←の建物『早池峰と賢治の展示館』の館長、浅沼氏が1日中案内してくださった。

先ず建物内での説明で、

「風の又三郎には二種類ありますね!」  に一同ぽか~ん

「あれ~ ご存じない?」  ・・・ ぽか~ん が続く。

028_800x600右の原稿の題字が読めるだろうか?

「風野又三郎」

 ・・・の、が漢字の野となっている。

これは賢治が初めに(若い頃)書いたもので、一般的に私などが知っている「の」を使っている方は亡くなる数年前に書かれたものだという。

内容も違っていて、はじめの方は、又三郎が教室に入って来るなり、自分から名乗っているが、後の方ではそうではない

こんな説明をうけ、目からウロコ・・・だった。033_768x1024

2階に上がって行くと、そこには賢治の定宿、石川旅館の一室が再現展示されている。

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ここで驚いたのは大正7年当時使われていたそのものが展示されていること。浅沼さんが手にして帽子の女性が見せてもらっているのは鏡台のカバーで、とても良い感じの本絹。  *写真の上でクリックすれば大きくなります。説明文もお読みくだされば良く解ると思います。
           ****************     

浅沼さんが「是非写真に撮ってください」と云われたのが↓。

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      クリックしてお読みください。

初めて耳にする ダルトン・プラン教育について書かれている。

この辺りは大迫(おおはざま)地区なのだが、この教育理念が大正11年に日本に伝えられるや否や翌年には大迫小学校で実践を始めたという。

ごくごく かいつまんで云えば、個々の能力に応じた教育方法らしい。

   ・・・これを読むと私の母校は大正10年に創立されたが、この教育理念に相通じる教育がなされたのではないか?  今頃になって、そんな事を感じ、不思議な感覚に包まれた。 またこれは私の想像であるが、窓際のトットちゃんでお馴染みの黒柳徹子さんが通った【ともえ学園】の教育理念も、ダルトン・プラン教育に通じるものではなかったのか?  そう思えて仕方がない。

今、私はこの言葉に出あったばかりであるが、心に留め置いて理解を深められればと思っている。 

    浅沼さんは、早池峰山や賢治について隅から隅まで知りつくしているようで、お話しに興味のつきることがないのだが、賢治の作品だって幾らも読んでいない私にはまだまだついていけない部分が多くて残念。 一体、岩手の人達は小さい頃からこんな風に賢治の作品を読んだり聞いたりして育っているのかと、思い入れの大きさ、違いを実感する。

      次回は、「注文の多い料理店」について書くつもり。

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コメント

懐かしいお顔に再会した喜びや、新しい知識をえたり
カレッジはやはり実り多いものだったんですね。
ダルトン・プラン教育
tomoko様の母校も特殊な教育で有名ですよね。
文科省の学習指導要領にとらわれない独自の教育方法だと
愚息は話していました。
賢治のことは、郷土がうんだ英雄(?)として、幼いときより聞かされたり、本を読んで敬愛しているんでしょうね。

今年は参加できず残念でしたが、tomokoさんのブログのおかげで、興味深い内容にふれさせていただき感謝です。ダルトンプラン、菅原先生のことなど、1世紀近くも前に進歩的な教育が為されていたのですね。賢治との接点もあり心揺さぶられます。

eyeおばさま、こんにちは!
教室で聞く講義も勿論ですが、外に飛び出して実際に目で見ると云うのはインパクトが大きいですね。
懐かしい顔、顔、顔・・・人生を重ねた人々の話もとても有意義なものがありました。
遠いと云う事が、難点ですねcoldsweats01

郷土の英雄も、徹底的と感じる位に詳しい方たちばかりで、その点、岡山県は誰かいないかしら?
県民あげて取り組まなきゃ!  なんてね、思いました。

eyeayakoさん、お越しくださりコメントまで・・・ありがとうございます。
岩手でお目にかかれなくて残念でしたが、多分学長が変わっても続けるような手ごたえでしたので
またお目にかかれるといいですね。
今年は私も迷ったのですが、参加して良かったと心からそう思えます。
私の技量では幾らもお伝えできないと思いますが、もう少し書きたいとは思っていますので
またお越しいただければとhappy01

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