« 老人漂流社会 | トップページ | 2月のサロンのお菓子 »

2013年2月 1日 (金)

東京家族を観てきました

封切り前から話題になっていた映画 東京家族 を昨日観てきました。

           movie

映画の話しを書く前に、昨日は全国的にsunマークの予報ではありましたが

寒さ続きのこの冬を突然ぬけだし、まるで春の陽気heart04

こんな気持ち良い日に映画を観にいくってのは、チョッと勿体ない思いでしたけど、

この時を逃してしまったら、いつ行けるか分からないので思いきって!

平日の午後と云う事もあってか、空いていました。ネットでチケット予約をしたことがないものでcoldsweats01少し早く行き、チケットを購入。といっても、夫に画面操作をしてもらいながらです。

しかし夫はこういう類のことに滅法弱くて、、、私が横で 「これを押して、そう! 決定する」

「シニア又は夫婦を選ぶ・・・決定。 2枚・・・」とか一々云わないといけませんhappy01

やっと、お金を入れるところまで出来たから、これで良し!  って思って、私は

パソコンで席の予約をした場合のチケット受け取りの機械を覗きに行っていたんです。

すると夫が 、、、「おい!  おかしいんじゃぁ~?」「1枚しか出てこん!」って云いながらやってきました。

「えっ! なんで?  夫婦割引のチケットだけど・・・2枚ないとダメだよねぇ~」

で、先ほど購入していた場所へ戻って確認したら、チケットが出てくるところに

少しだけ顔をのぞかせたチケットが残っています。

何かの拍子で上手くスルっと出なかったんですねぇ~

「だから、傍に一緒に居てくれんと~~」 って夫。何か都合の悪いことがある度、私が悪者にされてしまいますbearing  あ~~気分悪るっsign01

でも、これから一緒に映画を観ようと云う時に喧嘩をするわけにもいかないから、ぐっと我慢。

この映画を観た方が 「号泣しました!」ってテレビで話していたから、ある程度の覚悟はしていました。  何度か涙をふきました。でも心配するほど号泣はしませんでしたweep

小津安二郎監督の 東京物語も昨年だったか、一昨年だったかテレビで観ていたので、

それと比べる様な感覚で観ました。瀬戸内の小さな島(大崎上島)に住む夫婦が、子供たちの住む東京へやってきて、息子や娘の家で世話になるが、子供達にもそれぞれの都合があって、ゆっくり東京見物に連れて出られず、ホテルでゆっくりしてもらいましょうよ! とホテルに行ったものの、時間をもてあましベッドに腰掛けて空を見て時間を過ごしたりしている。

子供世代にとっては一度は泊ってみたい憧れのホテルなんだけど、子供の思いと、親の思いはどうも上手く繋がらないものらしい。 こんな場面で何度もクスッと笑えてしまう。

吉行和子演じる母は、東京に出てきて、一番気がかりだった独身の息子にも結婚したいと思っている彼女がいることを知り、東京へきて本当に良かったと、嬉しさがにじみ出て・・・

そんな幸せ感に包まれた中で、彼女は突然倒れ意識を失う。

幸いと言えるかどうか、子供たちに看取られて亡くなってしまったのだが、

橋爪功演じるお父さんの茫然とした姿、あまりにも突然の別れに悲しむ子供達の姿。

自分に当てはめて観ている自分に気付く。

10年か15年か前なら、子供の立場で観たかもしれないが、どちらの両親も送った今となっては、送られる立場の自分、あるいは、残される自分、として観てしまう。

どこの家族にもあるような場面ではあるのだが、その中に大事なものが詰まっているのだと思える。 この映画を観た人の多くが家族に会いたい! と思うらしい。

映画の最後に瀬戸内の島々が映し出されて、今はなくなってしまったけれど学生時代、休暇の度に利用していた連絡船を思い出し、あれに乗ってみたい! という気持ちがふっと浮かんだ。 連絡船は無くなったが、フェリーはまだ就航しているから、暖かくなれば一度乗って、甲板から瀬戸内の風景を眺めてみようか? などと思えてきた。

              ship

明日の土曜日は月一のサロンです。

お菓子は昨日作りました。  今日は午前中に花を生け準備は大方できました。

しかし午後、朝からの頭痛がひどくて珍しく数時間寝てしまい、お陰で今夜は目がさえていますcoldsweats01

こんな時には、いつもよりゆったりした気分で、数人のブログ訪問ができます。

オラケタルさんのところで、庭の千草について書かれていて、その関連で検索していたら、

志村建世さんとおっしゃる元NHKのディレクターさんのブログに出会い、庭の千草の元々の曲である、アイルランド民謡の詩とそれを訳した歌詞や歌まで聴くことができました。

夏の終りに残った最後のバラ一輪によせて、世の無常と老人の深い悲しみを歌った歌だということです。 日本語になった庭の千草ではバラを白菊に置き換えたのですね。

そして、志村さんが最後に書かれています。

いま原詩を読み直して気づいたことがあります。これは「人は一人では生きられない」ことの告白ではないでしょうか。 と。

 志村さんの訳詩  名残りのばら (The Last Rose of Summer)

も是非読んでいただければと思います。こちら

 

« 老人漂流社会 | トップページ | 2月のサロンのお菓子 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 老人漂流社会 | トップページ | 2月のサロンのお菓子 »