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2013年1月21日 (月)

老人漂流社会

何気なく見はじめた(タイトルも知らないまま)テレビ番組だった。

昨夜(1月20日)のNHK、後で番組名をみると 下のようになっていた。

      NHKスペシャル”老人漂流社会“

病院や施設や家族にも頼れずさまよう高齢者

       ▽安住の地をどう探す

今までは、病院で最期を迎える老人が大半だったが、高齢化がすすみ、老人の数がどんどん増えて、病院ではベッドが足りなくなり、これからは在宅介護に切り替えていく方針になったようだ。

しかし、要介護の老人に、世話をしてくれる家族がいない、その上に貧困という問題が覆いかぶさる。

長期に入れる施設は百名単位で待つ人がいて、いつ入所できるやら?

90歳を超えるある男性は、短期入所(30日)で施設を次々変わることで、命をつないでいる。

また別の人は別の似たような施設で、三畳一間の部屋に入ってはいるが・・・

そのどちらの施設でも、病気になった時は退所させられてしまうのだと!

    何ということだろう!

人生を閉じる前の僅かな期間(数年かもしれないけど)、あまりにも惨めcrying

そう云う施設でも、13万とか15万円とか月々の費用がかかるそうだ。

私のように国民年金だと月に6万円程しか貰えないんだよ!

上記の男性Aさんと呼ぼうか、この人の年金は私くらい。

やっと長期滞在できる施設が見つかった・・・が15万円位必要で、

生活保護を申請した。生活保護で受けられるお金のほぼ全額を施設費に当てなくてはならない。そして、 それまで住んでいた都営住宅は出ないといけなくなった。

市の関係者だろうか?  数人でその部屋を片っ端から片づけてゆく。

     Aさんは外で車椅子にすわって・・・

 その日は おりしも数年前に亡くなった奥さんの命日でもあった。

係の女性が、仏壇(の様な場所)に置かれていた遺骨とお位牌、湯のみ茶碗を

持ちだしてきてくれた。

それらを受け取ったAさんの目から大粒の涙がこぼれたのが印象的。

長期入居できるといっても、病気になれば出ないと(病院へ移る?)いけない。

係の女性がAさんに訊いている

   治療が見込めない状態になった時、Aさんは、出来るだけの手を尽くしてほしいと望まれますか?

   それとも静かに最期を迎えたいですか?

   えっ!  どうして?

Aさんの返答は意外なものだった(私ならそうは云わないだろうと)

  Aさん  命ある限り、出来るだけのことをしてほしい

私・・・言葉を失う感じで力がぬけそう・・・

こんなに惨めで孤独で、何も・・・なさそうにみえるけど、

それでも生きたい!  と望むんだ!

生きるって事は、それほど大切なものなんだ!   ・・・・ ? ?

老人にこんなにも惨めさを押しつけるしかない今の、これからの日本・・・

これまでの何所かで  誰かが(政治家?)

大事な問題を後回しにしたんだ!  

云いようのない怒りが こみ上げる。  怒りで心が震える!

         clover

光が感じられたのは民間の施設

老人同士、同居している家(?)

まだ、役に立てる人は、仕事? 手伝いかな? 出来ることをして出来ない人達のサポートをする。 その人がもっと年をとってできなくなれば、新たに入居した力のある人がサポートする。

誕生日のお祝いをみんなでしていた。

    一人で淋しく逝かせたりしないからね!

                 力強い言葉が嬉しい。

こういう施設を国はどうして作れないのだろう?

立場がかわれば、云い分も色々あるだろうが・・・

このままでは駄目!    もっと安心して年を重ねられる国になってほしい!

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コメント

おはようございます
この手のTV番組は見ないですね~
寂しい内容ですweep
明日は我が身
ただただ、宝くじが当たりますようにと祈るばかりです

hospital神戸家様
宝くじで6億円も当たったら、何にお使いになります?
人生、狂ってしまいそうですが、、、当たる人がいるのでしょうねえ~

私は、こういう番組には釘付け状態になってしまうんですsweat01
こうなってしまう状況を作り出したご本人の至らなさも無かったとはいいませんよ。
でも、在宅介護をすすめても、在宅で診て下さる医者はほんの一握りしかおられませんし・・・sweat02

偶然にも私も見ました。
だって避けて通れない道ですもの。
母の介護をしながら自分と置き換えてみたり
多くのこと考えさせられます。
認知のすすんだ母ですが、生きるって大変だと
呟く姿が涙を誘い、どんなことがあっても私
絶対に家で最後まで看取ろうと思います。

diamondおばさまへ
ご覧になられました!  惨めさ、お気の毒さ、、、見ていて辛かったですcrying
こんな辛い思いをさせてはいけないですよね!
おばさまの強い信念で、お母様はお幸せだとつくづく感じます。
大変なことも多いでしょうが、どうぞお母様の為、ご自分の為に力を注いでいただきたいと陰ながら応援しています。

私も見ていました。
いつこのような状態になるのか分からないと思うことがたびたびあり、あまり長生きしてもよいことがない。
どんな風にするか知らないが、収支トントンで行ければと願っています。
安倍政権になって物価は上がるは、消費税は上がるはでは、年金生活者は逃げ場がありません。
金持ちのお坊ちゃん連中には屁でもないことかもしれませんが、ぎりぎりでやりくりしている自分なんかは先行きに希望が持てません。

なるべくなら、子供たちに面倒をかけないで終わりたいと願っていますが、、、
 辛いですね。
麻生大臣のように、老後の心配は遺産相続というくらいの人ならすき放題のことを言ってもよいのだけれど、、、

しかし、基本的には終末医療は受けたくないのは麻生大臣と同じです。
私の妻の従妹は、母親の意識が無くなってから、同じような質問をされて人工呼吸器をつけるほうを選びましたが、ドサクサの中で言われたので混乱した結果だといっていました。
多分この老人も、そういわなければ殺されてしまうなどと感じたのではないでしょうか。
命ある限りと言うのをそんな風に受け取ったのですが、どうでしょうか?。

hospitalオラケタル様
おっしゃる通り、この老人にとって、あの状況(新しい施設に移ったばっかりで、気持ちが落ちつて居ないし、年齢的にも延命治療がどういう状況を生み出すかとか・・・)
きっと、あまり的確な理解と判断が出来なかったのかもしれませんね。

オラケタルさんのおっしゃるように受け止めたら、私も少しほっとします。
姑の最期の、管に繋がれた姿が忘れられない私は、絶対にそうはなりたくない! と
願っていますが、これも願いどおりにはいかないこともあるようで、難しい問題です。

tomoko様
本当に嬉しくって涙が一筋流れました。
辛くとも私には遠く離れお顔も存じ上げない方が
一人は応援していてくれる…力強く感じます。
認知がすすみ、時間もわからず夜も大声で騒ぎ
手を握ってやるしか方法もなく、また
眼を放した僅かの間に徘徊したり・・・・普段は
下着の取り換えもままならないのに、なぜか
歩いてしまう・・・・・情けなくなりますが現実です。
施設に入れるのは簡単ですが、そうすれば
きっと母は私を恨むだろうし、家に居ればどうして
家族を困らせるのと、私が母を攻撃したくなり
大変難しい選択をしなければならない時期に
なってきましたが、みんなに助けてもらって
最後を看取りたい・・・私の思いです。
ブログを開く時間が唯一の救いです。
本当にありがとうございました。

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