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2012年11月 7日 (水)

映画・キリマンジャロの雪

このところ少し遠のいていた映画館、

気になる映画は主に夫がチェックをいれる。 上映中の気になる映画の内、今日は

「キリマンジャロの雪」を見に行くことになった。  市内へ向かう車の中で

この映画について書かれた新聞記事に目を通す私。

キリマンジャロの映像が少しは見られるのかと、、、漠然とだが自分の中でそれを期待していた部分があったことを、映画を見終わった時点で自覚した。

、、、ということは、映像の中にキリマンジャロは唯の一コマも出てこなかったのだ。

一言で感想をいうなら、これも重い映画だった。 ということ。

新聞記事を参考にしながら、今日観た映画について簡単に記しておこう。

夫(ミシェル)は労働者の先頭に立ち闘ってきた労働組合の委員長。

妻マリ=クレールは家政婦をしている。

ミシェルの働く会社は生き残りのために大幅なリストラをする事になった。

一番公平な方法と考えられたクジによってリストラされる人が決まった。

何と、その中にミシェルも! 自分のカードを引き当ててしまったのだ。

結婚30周年記念に子供たちから送られたのが「キリマンジャロへの旅行券」と旅の費用。

ところが、ある日覆面した二人組の強盗がはいり、縛りあげられ、この旅行券とお金、クレジットカード、子供の頃からの思い出の雑誌を盗まれてしまった。

ミシェルはふとしたきっかけから、強盗犯の一人を見つけたのだが、それは彼のクジで解雇された若者だった。 この犯人には小学生の弟が二人いて、父親は蒸発。母も息子たちを見捨て、自分の荷物を取りに来ることはあっても、世話をする気持ちは全くない。 強盗で得た金は家賃と授業料とに充てられた。 やがて逮捕されたが、初犯でも15年? と聞き、ミシェルは訴えを取り下げようと思うが捜査はすでに始まっていた。

妻は、残された二人の弟の世話をしに、嘘の口実を作り、週に2~3度出向いて行く。

ミシェルは手元に戻って来た航空券をキャンセルして現金を受け取り、彼は彼で、これを残された子供の為に使って貰いたいと、こっそりその家を訪ねるのだが、両親が居ないことを知り、自分の家に引き取って世話をする事を決めた。  ミシェルの子供二人は猛反対をするのだが、、、強盗犯の弟を引き取って育てるなんて!

この子たちに罪は無いが・・・

ミシェルは最善の方法と信じたクジによるリストラだったが、若者を解雇する結果を招いたことで、もっと違った良い方法があったのではないかと、自分の不徳を後悔する。

妻のマリ=クレールがこの子供たちに向けた眼差しの優しさと素晴らしい笑顔!

新聞記事にはこう書かれている ↓

この映画は、恵まれた者が哀れな人を助ける話ではない。恵まれないこの夫婦が、なおも恵まれない者たちを支えようとする。施しという行為には偽善のにおいが付きまとうが、生活者マリ=クレールの、陽に焼けた太い二の腕を見れば、夫婦を信じてみたくなる・・・と。

ミニコミ誌の配布で僅かな収入(?)と思える仕事をしながら、それでも明るく生きようとしている夫婦に明るい未来が来るようにと祈る思いが残る映画だった。

ベランダに立って、下の細い通りを見下ろすミシェルは左手に冷えたワイングラスを持ち、口に入れたオリーブの種を飛ばしながら、妻に話しかけるシーンがある。

「こんな俺達の姿って、他人にはどう映るだろうか?」 と

妻は「幸せな人達って思うでしょうよ」っと答えるシーンが印象的だった。

そうですねえ~  人は見た目じゃ解らないものですよね~~

自分が辛い立場にいる時って、周りの人がみんな幸せそうに見えるものですからね~~

*この映画のタイトルは

  1966年にフランスで大ヒットしたパスカル・ダネルの歌に由来するとのことです。

フランス、マルセイユが舞台になっていて、キリマンジャロの草原(?)辺りで見られるだろう動物や鳥を思い描きながら・・・

マルセイユの海岸で遊ぶ人達の姿とを重ね合わせ、

あの人はキリン、こっちの人はフラミンゴかな?  象もいる! ・・・ そんな事を話して楽しむ夫婦の姿も良いものだった。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

皆さんは映画を観ると感想文が書けるのがすごいです
感想文を書ける映画をご覧になるということでしょうかthink

神戸家は観終わったあと、スッキリする様な映画が大半なので、感想文が書けません
つまり内容の記憶がなくってhappy01

coldsweats01OB神戸家さんへ
感想文などとおっしゃられては照れます~~
そんな大仰なものではありませんが、主人公夫婦の立場を自分に置き換えてみたらどうだろうか?  という程度の物です。

アクションものや、お笑いのようなものは苦手なのでsweat01

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