重森三玲の故郷
雨が降ったり止んだりの天候の中
作庭家・重森三玲(しげもりみれい)の故郷を訪ねるドライブへ誘っていただきました。
岡山県加賀郡吉備中央町吉川
生誕の地です。
我が家から1時間といった場所に生家跡があります。
移築されていました。
28歳の作です。
長閑な、穏やかな田舎の田園風景が広がっています。
その一角に生家跡が、移築した処女作の庭園とともにありました。
生家跡からあまり遠くない場所に重森三玲記念館があります。
そこにある、天らい庵(らいは、竹かんむりに頼を書く)は
生家から移築されたものです。そこの庭↓です。 随分モダンですね。
記念館の隣りに公民館があり、その一角にも重森三玲のコーナーが。。。
広いスペースを占め、重森の代表的な庭の写真パネルが掛かり。。。
ビデオでの紹介もありました。
京都、東福寺のお庭も重森の手によるものです。
・・・・大学の卒業旅行で行った時に、とてもモダンで強く印象に残ったこのお庭が
重森の手がけたものだったとは、その時には知る由もなく・・・
重森が岡山出身と云うことも知らなかったし。。。
私が岡山に住むようになるなんてことも。。。
でも、このお庭のことはずっと記憶に残っていました。
↓の写真は昨年秋、京都に行った折に写した東福寺の庭です。
*重森三玲の故郷。。
この記念館のすぐ隣に吉川八幡宮がありますが
そこの秋祭りは一カ月をかけて、とても驚くようなお祭りが
今に伝わって残されているようです。
ビデオで知って、驚きました。
それこそ、NHKの新日本紀行などで取り上げたらいいのに!
と、そんなことを思うほどでしたよ!
10月の第4日曜がクライマックスのようです。
次に進みましょう!
何所までも田舎の風景の中を進みます
エレベーターで3階まで行って、下を見ると、 見えました~ これはお庭の半分だけですが。。。
友淋の庭(ゆうりん)
昭和44年、京都友淋会館に作庭された庭園で、平成14年に移築したそうです。
下へ下りて近くからみると、こうなります↓
次はおまけでしたが。。。賀陽町と云えば
夫にはとても懐かしい響きがあって。。。賀陽町豊野と云う所に
小学校1年の1年間住んでいた所なんです。
ここからすぐの所と判って、雨の中まわってみました。
その小学校には今も、二宮尊徳の像が建っているそうです。
しかし雨でしたから、今日は車でゆっくり通り過ぎるだけ。。。。
賀陽有漢線を有漢に向かうことにしました。
思いがけず・・・棚田が・・・右に左に
沢山見ることができます!
春も浅くて、芽吹いたばかりの新緑のなかに
山桜が、山を彩っていました。
またゆっくり来ようね~~
しばらく走って ・・・ 有漢、常山公園
ここでは石の風車を見て。。。
太平洋から日本海までが高速道路でつながり、
有漢町はそのほぼ中央に位置することから
北の風、南の風を受けて情報、文化の発信をする風をおこしたい。。。
そんな願いをこめて作られたもののようです。
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東福寺の庭園・・見事
以前行った時そう思いました。
このような著名な方が造られたんですね。
なるほどです。
この方は華道の心得もあるんでしょうね。
石の風車・・・驚きです。
初めてなので、只今主人を呼びました。
投稿: おばさん | 2011年4月30日 (土) 20時39分
おはようございます。
重森三玲記念館に行かれたのですね!
お天気に恵まれて、このあたりまでのドライブはいいですね!
私も先日、草間台地からの帰りに常山公園に立ち寄りました。
たいした風でもないのに、石の風車がゴロゴロ回っていて驚きました。
投稿: とんちゃん | 2011年5月 1日 (日) 07時27分
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、重森三玲は画家志望だったり、後に華道を学んだりしたようです。
石を使ったお庭が印象的ですが東福寺のこのお庭は又違った感じを受けますね。
投稿: tomoko | 2011年5月 1日 (日) 16時17分
コメントありがとうございます。
今の季節はドライブに最適ですね。
新緑が泡立つように山々を彩って、言葉が見つかりません。
この気持ち良さもほんの一時ですね。満喫したいと思います。
投稿: tomoko | 2011年5月 1日 (日) 16時20分