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2011年2月21日 (月)

がんの在宅緩和ケア

昨日の日曜日、これと云って予定もなく、テレビがつけっ放し状態。

何かしようかな~。。。 他に面白そうなテレビはないかな~ と

番組表へ目をやると、、、 

≪TVシンポジュウム がんの在宅緩和ケア≫ が目に留まり、

私には興味深い番組・・・だけど夫はきっと苦手。

録画の操作をしながら、一応夫に声をかけてみると、

「見てもよい。見ようか~」というではありませんか。 二人で見ました。

パネリストは 対がん協会会長  垣添忠生さん

          ふじ内科       内藤いづみさん

          クリニック川越    川越 厚さん

          都立墨東病院    沢田孝之さん   の4人です。

   2015年、日本人の2人に1人はがんで死ぬ時代になる。

   こうなると病院だけでは対応できなくなる。

   治療が終わった(終末期に入った)患者さんは退院してもらう。

   自宅に帰っても緩和ケアは必要になる。

在宅緩和ケアは → 時代の要請 ← 受け皿はまだ整っていない

      *

東京墨田区の支援組織≪パリアン≫の活動が紹介された。

ドクター4人と他にスタッフ多数。

看護師1人が3人の患者を受け持ち、週3回の訪問をする。

何かの場合の連絡は第1ナースコール、第2ナースコール、

第3はドクターへのコールと番号を知らせてあるので、

今までに繋がらなかったことはない。 安心できますね!

      *

患者Aさんの声

      在宅は自由になっていい。 

      痛みさえとってもらえれば、絶対いい!  お酒も飲めるし。

      *

夫を看ている妻の声

      夫を診に来た看護師さんが、「奥さん、顔色が悪いけど大丈夫ですか?」

      って、患者ばかりでなく、私のことまで見ていてくれる。

      病院だと、私がどんなに顔色が悪くてもだれも気にしてはくれない。

      *

ドクターが、ある一人暮らしの男性患者さんの家を訪ねました。

ちょうど、患者さんの親戚(内科医)の人が来ていました。

その前で患者さんを診察しながら話をします。

「一人暮らしだと、ある朝、来てみたら冷たくなっているってことも考えられるよね」

患者 「願うところです」

こんな風に包み隠さずお互いに全てのことを話せる(信頼関係)関係にあるって

凄い! でもこれでなきゃダメだよね。

終末期でも、一人暮らしが可能なんだって驚き!

        *

ドクターの話し

   患者と家族(親戚を含めて)の了解を得ることが大事。

   決して嘘をつかないこと。

        *

在宅医、16年の内藤医師

    (これまでに200人以上の人を在宅で看取った。)

    在宅で、決して病気が良くなるわけじゃないけど、

    良い時間をおくれていると感じる。

    幸福な死を迎えられる。

       *

在宅患者の男性

    食事がほしくなくなった。

    奥さんが、どんなに美味しいものを作ってもご主人は口をイーと結んで開かない。

    困り果てている奥さまの姿を見て、お孫さんがかわって

   お爺ちゃんの口元へスプーンを持っていき

   「おじいちゃん、あ~ん!」 といったら あ~ん した。

   「おじいちゃん、ごっくん」と云えば、ごっくんもできた。

   スプーン1杯で、スプーン1杯ぶんの命を貰えたんですね!

       *

3年ほど前に奥さまを癌で失くされた、垣添さん

     私は自分の最期のことを考えます。

     延命治療は受けないで、多分、点滴も受けないだろうと。。。

  垣添さんが奥さまを失くされたあとに出版された本を読ませて頂いたことは

  私のブログで書かせていただいたことがありました。

  3ケ月位は本当に落ち込んでしまったそうですが、これではいけないと

  その後、先ず生活リズムを整えることからはじめ、

  次に体力をつけること。 

  いままでにしたことのない〈居合〉を習いはじめた。

  今も悲しみは消えないが、悲しみと共に生きると。

          *

人工呼吸器を挿入すると、今の日本では外すことが先ず不可能。

  とのことです。

本人の意志。家族の意志をはっきりさせておく必要があります。

夫の母は、最期がこの状態だったので、胸が押しつぶされるほどの悲しみを覚えたものでした。

とっさの出来ごとで、仕方なかったのかも分かりませんが。。。

昨日のテレビを見ながら二人で確認をしあいました。

     夫もこれは拒否する。

     私も拒否です。

この意志を子供たちに伝えておかなければ!! と思っています。

   *テレビを見ながらのメモなので間違いがあるかもしれません

    お断りをいれておきます。

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コメント

最愛の父を肺がんで亡くしました。
30年も前の話ですが。
2月17日が命日でした。
亡くなって遺品の整理をしていた時、日記が
見つかりましたが、家族に其々お別れの言葉が書いてあったの。
父は寡黙で本ばかり読んでいた人でした。
今日は父を偲びます。

医学の進歩に期待します。

興味深く読ませてもらいました。
自分も70歳を越して二年、老い支度をしなければならない歳になりましたが、どんな風に終末を迎えるのか、、、
死ぬことに対する恐怖というものは今のところありません。

在宅で終えたいという願いはありますが、果たしてどうなるのか。
「おじいちゃん あーんして、、、スプーン一杯分の命」のくだり、、、一番下の孫でも中学になってくると、成人した孫では言うことは聞かないでしょうね。
はやく、舌足らずのひ孫をと思っても、いまのご時勢では、無理、、、いろいろと考えてしまいますね。

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