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2011年1月12日 (水)

カンボジア・最終章

カンボジアのシェムリアップに4泊しての観光ツァーのうち

アンコール・ワットからの日の出をたのしみ、別の日には

プノン・バケン山(60m)の山頂にある遺跡からは日没を楽しむ。。。

こんなスケジュールになっていました。

夕刻には早すぎると思える時間から歩いて登ります。

40分位だと聞かされると、少々気合いを入れる必要を感じます。

土ぼこりの舞う道だけど、ちゃんと整備されているから

ゆっくり登ればさほどきつくはありません。

Img_8102 頂上の遺跡に立てば、遠くにアンコール・ワットも望めます。

しかし山道を登るのは平気だったのに、

遺跡に到着して、遺跡の上まで登るのが怖かったんですよ!

何しろ、石段の幅が10cmくらいしかないの!

そして、とても急な角度につくられていて。。。ワァ~オshock

無事に登れて、やれやれ~~

日没までには50分くらいの時間があるなあ~

スケッチでもしながら時間つぶし し~よおっ!

。。。   。。。 

いい感じに陽が傾いてきたな~  と立ち上がる。

ここでびっくりです! 

人が。。。うじゃ うじゃ。。。~~

Img_8101

蟻が湧いてくるように。。。まだまだ石段から登ってきています!

Img_8108               少し夕焼け色に染まりはじめましたよ~

Img_8106 でもね! この大勢の人が一斉に。。。降りる!

たった二か所しかない石段を。。。

それも、あの恐ろしく急で幅の狭さを思う時、怖さを感じました。

だから、本当の日没は見ないで、取りあえず遺跡の下まで降りたんですcoldsweats01

Img_8110                ほら~ こんなに人が多いのですからね!

陽が沈み。。。一斉に山を下ります。

土埃の中を。。。マスクをしました。 

懐中電灯・・・リュックに入っているのに~。。。

もう、人ごみの中でそんなもの出している余裕がありません。

黙々と。。。はぐれないように。。。唯、下っていきました。

夕日を眺めに、こんなに沢山の人が山に登って。。。

何だかとっても不思議な感覚がしました。

我が家からだって、夕日の美しさに感動することは結構あるのに。。。

   確かに、あの屋根がなかったら、もっときれいなのに~ とか

   あの電柱が、邪魔よね~~  などと言いながら眺めるのですが・・・

夕焼けに染まる空を眺めながら人々は何を思っているのでしょうか?

いえ、何も思わずに沈む太陽に見とれる。。。

そこに幸せ感があるのかもしれませんね。

そのいっとき、悲しみや辛さを忘れ、今日を無事に終えられる幸せに感謝の念を抱くのでしょうか?

そして明日への活力を得るのかもしれません。

            *

Img_7930

Img_7936 Img_8109               *

次の観光に移る前に時間が余ってしまったことがありました。

その時にガイドさんが案内してくれたのは

ポル・ポトのことがわかる場所だったのです。

1m四方程のガラスの柱・・・みたいなものの中に

頭蓋骨が沢山入っていました。 全部犠牲になった人の頭がい骨です。

一瞬、驚いて。。。見たけれど。。。2度とは目を向けられなかった。。。

ポル・ポトの顔写真は、もう色も褪せて、どうにか判るといった感じです。

こうやって処刑したんですと。。。後頭部にドリルで。。。

話を聴きながら、あまりのむごさに

皆、押し黙っておりました。

そんなひどい時を乗り越えながら、人々は今を懸命に生きているのですね。

小さい子供が売る、その売り上げが今日の暮らしに直結しているのでしょうか。

生きるということの本質を、考えさせられます。

Img_8254 Img_8259

Img_8260 日没と同時に機体が飛び立ちました。

さよなら、カンボジア。。。

            *

長々と、お付き合いありがとうございました。

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コメント

多くのことを、考えさせられました。
人が生きる術を、幼少時から身につけ
また、遺跡を通して教えられたこと・・
楽しくも重みのあるカンボジアへの
旅でしたね。家に居てカンボジア旅行
した気分です。
感謝ですheart04

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