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2010年12月21日 (火)

映画・手紙

テレビBSで、映画を見ました。

≪ 手紙 ≫

娘が良かった。。。と、夫に言ったらしいのです。

娘は本を読んで、そう感じたようでした。

しかし、夫は。。。「娘があらすじを最後まで話してくれたから・・」

と、自分は見なかったので

私、一人でじっくりと見ました。

   。。。実は、前に見たようだな~ と思ったのですけれど

      あまり覚えていなかったのです(情けないです~)

           *

両親を亡くした兄と弟のナオ、その二人を中心にして話が展開してゆきます。

ナオは成績抜群なので、この弟を大学に進学させたいと、

兄は働くのですが、腰を痛めて思うように仕事ができなくなり

魔がさしたとでも云うのでしょうか?

兄は強盗殺人犯となって、無期懲役の刑に服します。

その兄を気遣いながら書く手紙。

手紙の届くことだけが喜び。。。とも言える兄。

二人の往復書簡が続く。。。

しかし、殺人犯の家族に世間の目はあまりにも非情でした。

アパートを・・・仕事を・・・ 転々と変わります。

中学時代から仲の良かった友達とコンビを組んで

お笑いの世界で一流になることが夢でした。

名が知られ、売れるようになってきました。

しかし、兄弟はいないと、嘘をついていたのに

どこからか、それが暴かれ。。。

ナオは相方を残して、一人去ってゆきます。

その頃から、兄への手紙は出さなくなりました。

あの兄の為に、自分はどこまで苦労をさせられるのか!!

怒りがこみ上げました。

仕事を失い、彼女も失ってしまったのですから。。。

やっと得た仕事も配置転換と云う名のもとに、飛ばされてしまいました。

昔から一方的に、ナオの世話をやいていた女性が、

その会社の会長に抗議の手紙をだし。。。彼女が手紙を出したんだと察したナオは

彼女のアパートへ向かう。

そこで、彼女がナオに代わって兄に手紙を出していたことを知ります。

パソコンで打って。。。

兄からの返事も彼女のところへ届いていました。

            *

やがて二人は結婚し、可愛い娘もできました。

ところが、又しても。。。追っかけて来たのです!

殺人犯の家族!!

娘が公園へ遊びに出ると、それまでいた人達が

潮が引くように・・・ さ~っと 去ってしまいます。

それを知ったナオは、 兄に 久しぶりでもあり、又それが最後となる手紙を書きます。

兄の存在が、どんなに自分や家族を苦しめてきたか。。。

悪いけれど、自分は兄を捨てることに決めたから、

二度と手紙を書かないでほしい。。。。と。

             *

ナオは被害者の家に出向いて行きました。

改めて詫びを言いに。。。

でも、手土産も受け取ってはもらえず・・・

せめてお焼香をと云えば、

「君に焼香をしてもらうような義理はない」と、それも断られる。

奥から 手紙の束をもってきてナオに見せるのです。

これは君のお兄さんから、毎月送られてきた詫び状だと。

「こんな手紙は、迷惑以外の何ものでもないが・・・」

「最近解った事がある。この手紙はお兄さんにとっては写経だったのだと。」

そして、だまって差し出された1通の手紙。。。

受け取って読みました。

「自分は刑務所で、罪を償っているつもりだったが、

 弟からの手紙で、自分の存在が皆をどんなに苦しめていたかを知り、

 何も償いになっていなかったことを知らされた。。。。」

  ・・・ そんな内容の手紙でした。

ナオの目に涙が溢れてきました。

その人が言いました。「これで終りにしよう。。。」

              *

コンビを組んでいた、あの友人の誘いで、

一度だけコンビ復活をして、刑務所へ慰問にいきます。

大勢の受刑者たちが、笑ってくれています。

兄が目に入りました!

笑っている人の中で、

兄は拝むように・・・詫びるように・・・

両の手を合わせ・・・

涙を・・・鼻水を垂らしながら・・・

泣いているのが見えます。

ナオの目にも涙が・・・こみあげ

声が詰まります。。。

   。。。 そのころ 塀の外で待っている奥さんと娘は

  砂場で一緒に遊ぼうとしたら、

  皆が他へ行ってしまって。。。娘はここでも一人ぼっちです。

やり場のない憤りをかんじつつ、奥さんは娘のそばへ行こうと

腰をあげかけると。。。

さっきの子供たちが戻ってきて。。。

娘も仲間に入って遊びはじめました。。。。

 それまで固まっていた体がほぐれていくように。。。ほっと

 嬉しさがこみ上げてくるのでした。

           *

手紙・・・  中学1年で寮に入った私(達)に、学校では一日一信といって、

遠く離れた両親にあてて手紙(ハガキでも)を毎日書くことをすすめました。

電話も、余程急用でもない限りかけにくい時代でしたから、

8年の間に、私は一度も電話をかけたことはありませんでした。

だから、手紙で自分の日々の様子を両親に知らせ、

親からの返事が届くことが、どんなに嬉しかったことでしょう!

あの気持ちは、今の人には理解できないと思います。

口では言いにくいことも手紙でなら伝えられたりしました。

           *

時代が変わって、今は携帯メールだったり

PCメールだったりしますね~

あの手紙の文化は消えてなくなってしまうのでしょうか?

ちょっと淋しいですね。

私がブログでなんやかや。。。書くことの多くは

誰かにむかっての手紙を書いている感覚なのです。

実際の手紙は、本当に書かなくなってしまいましたが、

相手のことを思い浮かべながら書く手紙。。。

出来れば手書きで、文字からその人らしさが伝わってくる手紙

頂けたら、どんなに嬉しいでしょう!

そんな古き良き時代があったことを思い出しました。

映画・手紙は重い課題を突き付けてきました。

    ・・・ 理不尽な差別をしている ・・・

深く考えることもしないで知らない内にも差別をしていることもありそうです。

             ・・・ これは罪だと思います

その立場に立たされた人の憤りに、胸がガクガク震えました。

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コメント

こんばんは

手紙、とても重い内容の映画ですね。
もう1年以上映画をみていない状態が続いているので正月に何か話題の映画があったら見てみたいなあと思いました。
手紙、仙台でもやっているか調べてみましょ
う。

偶然ですがきょう、秋のソナタというハリウッド映画をテレビで見ました。外は季節外れの大雨で何もすることがなかったので、
考えさせられる映画でしたよ。こちらはピアニストとして活躍している母と、母親にかまってもらえなかった娘の葛藤の映画でした。
でも映画はやはり映画館でみてこそその良さがありますね。

とても感動いたしました。
一人で見てよかったわよ。
だって 涙が流れ恥ずかしいほどでした。
考えさせられました。
今の私は映画を見る余裕もありませんが、
tomoko様が教えてくださるので、
大変救われ、自分が向上するのが嬉しい。
本も推薦してくださるものは、務めて
読みたいと思います。

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