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2010年10月 1日 (金)

気軽な美術鑑賞

地元デパートの美術画廊です。

私がず~っと、いつか行ってみたいと思っていた人の懐古展が開催されるとしって、

それでは朝一番に。。。と云うことになり、行ってきました。

私が初めて目にする生の作品でした。

         香月泰男展

Img_6304               日本の洋画界に異彩を放ち、今なお多くのファンを持つ。

         生誕100年を控え、益々評価の高まる油絵、パステル、版画から陶器まで・・・

香月泰男・・・多分、日曜美術館かなにかで私の知る画家となったのです。

その時に一緒にインプットされたのは

シベリア抑留の体験がこの人の作品の主題になっている、ということです。

なるほど、墨で描かれた顔・顔・顔・ ・・・ そして 手・手・手・・・

顔の表情に いっとき 引きつけられました。

火箸 ・・・という題のついた絵もあって、 これは抑留されていた時に作ったかのように思えるいかにも手作り・・・そんな火箸だけが 画面に一杯に線描きされている。

展示してあった作品の半分以上は、私の先入観を裏切らない、暗い画風。。。

日常目にする、何でもないものが描かれています。

トマト、、、筍、、、茗荷、、、ガラスコップに活けられた花、、、デンデンムシ、、、

ゆっくりと鑑賞させて貰いました。   

お値段と見比べながら・・・・(笑)

高価です!!   茗荷も・・ウン百万円   筍も・・・もう少しお高い!!

             。。。。。溜息。。。。。

桁がもう一つ上のものもあります。

この画家の人気の高さを示すものなのでしょうね~

あとの方に展示してあるものは、

私の先入観を見事に裏切る・・・とても明るいスケッチ風の作品の数々。。。

ギリシャの風景シリーズなどが並んでいます。

    こう云う絵も描こうと思えるようになった、彼の胸の内を勝手に想像して

 よかった~  と思いました。

山口県長門市三隅にあるという香月泰男美術館に

行ってみたい! との思いが更に強まりました。

                 +

ついでと云っては甚だ失礼なのですが、隣の部屋で開催されていたので

  誰の・・・ということも関係なく覗かせていただきました。 ↓

         武腰一憲作陶展

Img_6305          陶歴 ・ 1956年 四代善平の長男として石川県能美市に生まれる

                    金沢美術工芸大学陶磁器専攻卒業

                    日展 特選2回受賞・・・・ほか受賞多数

最初に(部屋の外から)目に飛び込んできたのが

なにやら、チラチラとやたらに青いもの。。。!

  感覚的に好き・嫌いで言うなら、、、嫌いの部類 です。

それが近づいて。。。造詣の面白さもあるけれど、

私にはその面白い造詣・・・それよりも・・・

              絵画的魅力に魅かれました!!

ウズベキスタンに旅して・・・

       ・・・そこでは老人(女性じゃなく、男性の)の顔・姿に魅かれたそうで・・・

      シルクロードあたりでは、老人が(やはりお爺さんの顔が)とても魅力的で絵になる。

          と云う話は他からも耳にした覚えがあります。

ほとんどの作品に、独特の青の地に金色に輝く大きな月、

そして歳を重ねた男性の姿と月明かりでできた影・・・が描かれています。

陶器では目にしないようなこの濃い青色・・・これは一体どこからきたのか?

                         それは、説明を受けました。

九谷焼だそうです。四代目が作り出した色・・・

 それに更に探究を重ねた結果・・・・の、この色・・・なるほど!!

      

二つの展覧会・・・期待したもの、しなかったもの

どちらも、とても良かったなあ~~  と朝から優雅な気分になれた日でした。

Img_6286                土手に咲いたアザミ

                薊(アザミ)という漢字を香月泰男展で学びました

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