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2010年6月18日 (金)

レクイエムー2

一昨日、マタイ受難曲を聴きながら 

幼くして亡くなった倉敷の きなちゃん を悼む・・・と書きました。

マタイ受難曲(バッハ作曲)はCD3枚の大曲です。

このCDを買ったのは、もう十数年前のことですが

あまりの大曲で。。。全曲を聴いたかどうか?

それさえはっきり覚えていないのですが、

この3日をかけて、やっと全曲を聴き終えました。

言葉が理解できないのが、どうしようもなく残念ですね!

CDに付いている説明文を片手に。。。

ドイツ語の歌詞を見たり、日本語訳を見たりしながら

大まかな意味をつかみ。。。

      そして 2枚目を聴いていた時です。

あっ!  もしかしたら、この個所かもしれない!! と思ったんです。

ほかのところとは明らかに雰囲気の違う曲が!

ヴァイオリンの奏でるメロディーに続き

アルトのアリアが心に沁み込んできました。

そして昨夜 ある1冊の本を取り出してみました。

     それは

柳田邦男著   犠牲 サクリファイス わが息子・脳死の11日

柳田さんの二男さんが好んで繰りかえし聴いたLPの1枚。

それがマタイ受難曲であり、特にその中でも第47曲のアリアを好んでいた。とあったのです。

やはり私が あっ! と感じたそれが第47曲だったのです。

 第47曲は、逮捕されたイエスが審問にかけられた時、「あなたもイエスと一緒にいた」と問われたペテロが、「そんな人は知らない」と、三度嘘をついてイエスを裏切ってしまい、外に出て激しく泣く場面があり、その後に続いて歌われる長い長いアリアである。

ヴァイオリン・ソロの切々たるオブリガードに乗って、アルトによって歌われるこのアリアは、悲痛な情感をたたえて、「憐れみ給え、わが神よ」の言葉を繰り返す。ペテロの後悔を、すべての人にとって「己が後悔」として歌われる曲であると、解釈されている。

      以上のように柳田さんは書いています。

犠牲というこの本の裏表紙に ’96、1.8 読み終える と私が書いてます。

本も随分処分しましたが、この本は捨てられない本の一つです。

柳田邦男さんにとっても自死された息子さんを偲ぶ曲かもしれませんね。

言葉が解らないでも、悲しみが胸の奥から湧き上がってくる・・・

・・・そんな曲です。

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