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2010年4月

2010年4月30日 (金)

お菓子作りの幸せな一日

4月30日

明日の”サロン”の準備で、今日はどうしてもお菓子を作らないといけない!

朝4時半に目覚ましをかけたものの、直ぐには起きだせないbearing

やっとキッチンに立ってもどうしたことか。。。エンジンが掛からないのです。

朝食を手抜きしたから? そうね~ 頭の栄養には糖分も炭水化物も要るよね!

ここでクッキーを1枚口に放り込む。

気合いを入れる!  ・・・ 大好きなCDnotes 

少し前に書かせてもらった久保陽子さんのヴァイオリンです。

これでやっとエンジンが始動。。。

今日のケーキは、リンツァートルテといいます。

オーストリアの都市リンツで生れました。お菓子の始まりであるジャムをバターケーキの間に挟んで焼いた最古のトルテです。スポンジケーキの間にジャムがはさまれている現在のケーキは、リンツァートルテの名残りです。

Img_4324          これからオーブンへ入れま~す!

今日はこのケーキを5台焼きました。 勿論一度には出来ないので、半分は午後になってからでした。

Img_4329  焼きあがるとこんなになりました。↑

 卵の白身が残ったので、これはクルミを入れたメレンゲ菓子にしようと、只今オーブンの中です。

Img_4332 ポケットの中でタイマーが チクタク・チクタク・・・時を刻んでいます。

これより前、お昼過ぎのことですが、久保さんのCDをかけていると、バッハのパルティータ・シャコンヌが流れてきました。

私はこれが聴こえてくると、金縛り状態になってしまう!  手を休めて、椅子にかけた。

視線の先には庭があって、今が丁度きれいな時です。

Img_4325 小枝が落ちているのは、夫がライラックの花がらを切っているのです。

ぼんやりと、そんな光景を眺めながら。。。

あ~ぁ~。。。今が幸せな時なんだなあ~。。。って実感したの!

好きなお菓子作りができ、好きな音楽を聴き、そして元気に仕事をしている夫がいる。

特別、気がかりなことも。。。ないかなぁ~?

でもこの幸せって、突然崖から突き落とされる心配を合わせ持っているんですよね!

この幸せの一瞬、一瞬に感謝しないといけないですね。

 今朝の山陽新聞に 幸せってなんだっけ、と歌うCMソングがある。この歌や、童話「青い鳥」では、いずれも身近なところに幸せが・・・いう結論だが現実はなかなか厳しい。ということから始まり、

内閣府が行った国民生活選好度調査で、「自分は幸せ」と感じる日本人の幸福度・・・

10点満点で6.5点。 デンマーク8.4点  英国7.4点  フランス7.1点。

日本人の幸福度は年齢と共に更に下がり、

7点以上をつけた人は、ちなみに60代では51%と書かれていた。

私の幸福度は。。。さてさて何点だろう?

2010年4月29日 (木)

旅で得たもの・・・4

4月29日

4泊5日ののんびり旅も、函館を最後に終わりました。

人との触れあい・・・これがこんなに素晴らしく、心に温もりを与えてくれるとは!

そんな事を期待したわけでもないのに。。。気付いてみれば、これが一番の収穫でした。

ツァーの旅行では難しいことかもしれません。

時間に縛られない、ゆったり旅の喜びを知りました。

最後となった函館のお話です。

旧イギリス領事館を後にして。。。さ~て。。。次はどうしよう?

3館共通入館券を買ったので、残り1館なのですが・・・

残っているのは函館市文学館と函館市北方民族資料館なので、そのどちらかを選ばないといけない。

文学は。。。他所ででも機会があるかもね!

と云うことで、選んだのは 北方民族資料館でした。

特別、興味があった訳ではないのです。。。

受付を済ますと同時に、後ろから男性が元気な声で

こんにちは!」 と。 私達の他にも二人いたので、

皆さん、こんにちは!  と云う感じだったのです。。。が

何故か、私達二人が捕まった!!

私、内心。。。え~ぇ! ちょっと~ 

 捕まっちゃったみたいでどうしよう!! 嫌だな~。。。

受付を通り過ぎるとすぐ、大きく開かれた展示室です。

壁は曲線を描いて変形の部屋です。

 壁一面に掛け軸がかかっている。。。近寄る時間を与えないタイミングで

さっきの男性が、説明を始めたのです。 私達二人に。

「ここに描かれているのは130年前の絵で、アイヌの暮らしぶりを12ケ月に分けてひと月ごとに描いてあります。

「130年前のアイヌと云えば純粋のアイヌと考えていいでしょう!」

「描いたのは日本人の画家○○という人です」

「アイヌの特徴をよく捉えていると言えますが。。。唯 偏見のようなおかしい所も見られます」

 ・・・・・ 1月の様子を描いた軸をさして ・・・・・

「雪の積った上を裸足で歩いているでしょ!」 

「こんなことは絶対に無いことですよ!」「これは偏見ですね」

私・・・「熊のような? とかですか?」

「そうそう、そう云うことですね~」

「130年前に、北海道まで来ることは、誰にでもは出来なかった。だからこの様に描かれた絵を見て知るしかなかったんですね~。 面白く見せようとする気持ちと偏見が、このような絵になったのでしょう」

成人の女性は口の周りに入れ墨をしている。

私・・・「私が小学生の時に、愛媛県ですが、こういう人が来たような思い出がありますけど。。」

「昔は、アイヌの人たちが全国の小学校などを巡回していたことがありましたよ」

私・・・納得する。 幻ではなかったと。

「アイヌの身体的特徴といえば、毛深いことです」

「でも毛深いことは、南方系の人種なんですね~。 沖縄の人達もそうでしょう?」

私・・・ ここでちょっとびっくり! 寒い地方の方が毛深いのかな、と無意識にもそう思っていた節があったので。。。

「毛深いというだけで、寒いところでは凍死したりします」

私・・・「寒いと、髭やまゆ毛やなんかに蒸気が付いて、それが凍りつく?」

「そう。それなんですね~」「だから寒い地方の人種は大体、毛深くないんです」

へ~え! そんなことは今まで考えてもみなかった。

「この絵を見てください」 漁をしている絵だ。

「杭を立てて遡上する鮭(?)を足止めし、小さい網ですくい捕っているでしょ!」

「アイヌの人達は自分達が食べる量だけ捕ればいいから、こんな小さい網なんですね」

「そして子供に漁の仕方を教えているんですよ」

子供が手伝っている様子が描かれている。

「これが大事なことですねぇ~。生きていくための大切な勉強なんですよ!」

私・・・同感! 親の後ろ姿をみて子供は育つと云うように、親がしていたことは、しようと思えば出来るんですよね! でも、親もしていなかったことって、よほど興味があるとか、せざるを得ないとか、誰かに教えてもらうとか。。。でないと、出来ないものです。

何と言っても、生きていく術を教えるのが最重要で、それしか要らない時代だったでしょう。

「それから、日本人もそんなような信仰ですけれど、アイヌの人達は我々以上に、全ての物に神が宿ると思っていました。」

「だから、物が傷んでも捨てたりしないで、大切にしました」

  お祭りの様子を描いたものがあります。

神様に奉納する踊りをおどっているようです。 着物をまとった女性や、立派な袢纏(はんてん)を着た男性がいます。そして漆塗りの器やホカイ(食糧を入れる入れ物)なども見えます。

「こういう物は、北前船がやってきて、物々交換で手に入れたものですね」

12月の軸だったかには、檻に入れられた熊が描かれている。

「全てに神様が宿っている。その中でも熊は一番の大事な神様なんです」

「で、ここが理解に苦しむのですが、親熊の魂を天の神様に送り届けるんですよ」

「つまり殺すわけね!」「すると、小熊が残されることがある」

「この小熊を檻に入れて大事に育てるんです」

「そして2年たったら、小熊の魂を天に居る親熊の魂に合わせるために送り届けるんです」

「この絵はそのお祭りの様子を描いている絵です」

「このお祭りを、イヨマンテと云うんですよ!」

「イヨマンテの夜っていう歌がありましたでしょ! 伊藤なんとかさんが歌い、のど自慢で沢山の人が歌って。。。これが審査員泣かせだったんですがね」

「この歌では夜となっていますが、本当のお祭りは昼に行われたのですよ」

私・・・イヨマンテってそういう意味のある歌だったのね! 全く知らなかった。

生きていくって、とても残酷だったり、哀しかったり。。。そう云うことと切り離して、きれいごとだけでは生きていけないんですよね。  胸にズ~ンと重いものが降りてくるのを感じました。

丁寧な説明を本当にありがとう。。。最初に変なことを思ったのが申し訳なかったです。

二人とも、大満足した時間でした。

    私の旅の記録はこの辺で終りにしたいと思います。

最後まで読んで下さった方、読みにくかったと思いますが、有難うございました。

↓北海道とお別れです

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           何と!  関空に降りるのに、岡山の真上を飛んでいます!

            児島湾大橋がかすかに見える辺りです。↓

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2010年4月28日 (水)

旅で得たもの・・・3

4月28日   

昨日の続きをもう少し書きたい気持ちを残して、今日は次に進みます。

青森駅から〈津軽海峡線〉を利用して函館に移動しました。

青函トンネルを通ります。  

車内に「間もなく青函トンネルに入ります」 とアナウンスが流れ、

車両内のテロップ(この言葉はもしかしたら間違いでしょうか? 電光掲示板かな?)にも「青函トンネルへ入ります」と文字が流れます。

感動の一瞬ではあるけれど、普通のトンネルと全く変わらず、唯 暗くなっただけ。

周りの乗客も、何も反応を示さない。。。

でも、音がとても大きいです!  30分で抜けるとそこはもう北海道!

このトンネルが出来るまでは、連絡船で2時間くらいかかったのでしょうか?

私の同級生にも北海道の人が3人いました。その頃は連絡船でしたよ!

トンネル工事も大変な苦労があったと。。。聞いた記憶があります。

         *

翌日、朝食前にホテル近辺を散策。

              摩周丸(青函連絡船)です。

Img_4231 ここで釣りをしていた女性が「旧函館区公会堂は是非見るといいですよ!」と教えて下さったので

朝食後に先ず、ここへ向かいました。Img_4260 明治42年5月起工、翌年9月竣工。当時の豪商相馬哲平氏からの5万円の寄付をもとにして、約5万8千円をもって建築されたものだそうです。

戦争を挟んだ時代に、この建物も数回にわたって色、形を変えたようですが、昭和55年から3ヶ年の保存修理工事を経て往時の姿を再現し、現在はコンサートホールとして広く市民に親しまれていると、あります。

広いホールでは、洞爺丸ほか計5隻が沈没したことに関る、海難審判が行われた場所です。

洞爺丸は1954年(昭和29年)9月26日、台風15号(後に洞爺丸台風と命名)の影響で、函館から青森に向かって出向後、間もなく座礁、沈没。死者1155人。

2階のバルコニーに出て、風景を眺めていると、この館の方(男性)が自然体でス~ッと話しに入ってこられました。

夫は洞爺丸が沈んだのはどの辺り? フェリーは何所から出るの?・・と訊ねていました。

  鉄道ではなく、フェリーで津軽海峡を渡るって、いう手もあったのかなあ~。。。などと話していたので。。。 

   すると

「フェリーはトンネルが開通した後、一度廃止になったのですが、その後復活しましてね~」

「でも、毎日は運航していないんですよ」  って。

な~んだ、そうだったのね!

バルチック艦隊が津軽海峡を通過するかどうか?  って、秋山真之が体調を崩すほど気にかけていた、その海峡を船で渡ってみたかったという感じはありました。

でも、この方(館長さんタイプ)、私達二人のために、ゆっくりと時間をさいてお話下さり、とても有り難く思いました。

 公会堂をあとにし次は、すこし下った所にある 旧イギリス領事館へ行きました。

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ここの説明は省きますが、二つの建物から感じるのは明治から大正にかけてのハイカラな雰囲気でしょうか。

洋館というのもまだ目にすることがあまりなかった頃ですよね。

その時代の・・・夜明けの感覚と云えばいいのでしょうか? 

爽やかさとバイタリティー、華やかさまで併せ持っていますね!

   長くなるので、この辺で一度終了します。

2010年4月27日 (火)

旅で得たもの・・・2

4月27日  今日も旅のお話をしますね。

今日は主に、弘前の運転手さんとのことを。。。

この運転手さんとの出会いは、

私達が泊った旅館の若ご主人さんに、「浪岡にある、常田健の土蔵美術館へ行きたいんですけれど・・・」と、電車やバスの便を訊ねた時からはじまります。

「電車もバスも便が少ないんですよ。。。」「タクシーでしたら、私共がいつも使わせてもらっているのが、割安にして頂けると思いますので、訊いてみましょうか?」

  浪岡へ行きたい! という私の希望のほかには、これといって行きたいところが無い?

無いと云うのはチョッと違って。。。どこが好いのか分からない!

で、一応3時間の貸し切りでお願いをしたのです。

翌朝、車に乗り込み「弘前市内をぐる~っと回って、浪岡~青森へ。。。」 と伝えましたら

「お客さん、写真を撮る(趣味があるなら)んだったら、水芭蕉が咲いたところや、雪の回廊なんかも良いですよ!」「一日の貸し切りにすれば2万円と割安になりますよ~」

それを聞いて二人、頭の中で計算した・・・「 じゃあ~、そうして下さい!」

先ず、禅林街(ぜんりんがい)長勝寺からです。道の両側にお寺がずら~っと並んでいます。

もうひとつ別に、お寺の並ぶ通りがあります。そちらには弘前中の人達が初詣に行くという最勝寺(名前が良いから?)があり、五重塔が目をひきます。ここの境内の木蓮が白いつぼみをほころばせていました。

「木蓮が咲きそうですね~」

「ああ、木蓮って云うんだったかねぇ。」「ここら辺りじゃあ、田打ちざくらって云うんですよ」

「これが咲く頃になったら、田起しをする時が来たって云うことなのね!」

「そうそう! そう云うことですね」

こんな会話がとても楽しい!  二人・三人の気持ちが チカッチカッ とパッシングしたかのように繋がった一瞬。 その一瞬の感覚がたまらないheart02

ガイドブックを読んでお勉強。。。このスタイルは私は苦手!

本当は旅行前に下調べを綿密にするべきなんでしょうが、これって頭に入らないんですよね!  それで帰ってきてから、もっと調べて行けば良かった!なんて反省するのが私のいつものパターンなんです。

だから今回も下調べはほとんどしないまま。 夫の方は観光案内書を見ていたようですけれど。。。 これといった希望はないみたいで。

運転手さんに勧められるまま、お寺の後は水芭蕉です。

岩木山の麓あたりでしょう。 湯段(ゆだん)という所です。            

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周りにはこんなに雪があって、それだけで大はしゃぎする二人だったかもしれない?

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岩木山の麓といえば、9月になると だけきみ(とうもろこし)を売るお店が道の両側にずら~っと並んで。。。。 それが美味しいですよね!  などと話しかけたところ、

「実は私も、だけきみを作っているんです。その時にはお電話ください!」って。

私 「熊とか出ないんですか?」 

「出ますよ~」 「去年は罠に、2頭かかった!」

私 「その熊は、どうするの?」

「どうもしないです」

私 「売ったりしないの?」

「売れません!」

私 「熊の手とか胃とか、毛皮とか売れないんですか?」

「売れませんよ」「毛皮をとるのは、この寒い時期でないとダメですから」

そうなのね~~ 。。。まだ話は続いて。。

「熊も生きていくためには食べなきゃいけませんからねぇ~」

「食べても(だけきみを)いいんですよ!  共生だからね!」

   この一言!  すごいなあ~!!

「だけどね、食べるなら1本丸まる、食べてくれたらいいんだよ!」

「ひと口食べては次のを採って、又ひと口でしょ!」

「これやられると、商品にならないからね!」

「今は、み~んな電流線、張り巡らしていますよ」

熊も生きていくために、だけきみを食べに来る。こちらも生きていくために熊を捕らえる。

これは、宮沢賢治の「なめとこ山の熊」にでてくる文、そのものだ!!

この世界は人間だけのものでは決してないのです。どこかで上手く折り合いを付けながら共生できる道を探して生きていかなければいけないのですね。 

人間の驕りばかりが幅を利かせている気がしてならないけれど。。。

美しい景色を見ながら、そんなことも感じていました。

Dscf0309 八甲田山、雪の回廊

数日前に開通したばかりだそうです。

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これが今の時期だとは! 

ちょうど雪が少し降っていたので、木々も白くなってとても綺麗です!  Img_4169

雪の上を歩くと・・・キシッ キュッ キュシッ・・・

この忘れていた感覚!!  足裏を通してなにかが蘇ってくる!!

胸一杯に、感動が広がっていく!! heart02

2010年4月26日 (月)

旅で得たもの

Dscf0314 今回の旅の目的が さくら だったと云うことはすでに書きました。

桜は一輪も咲いてなく、梅の花が満開。

桜が見頃であったなら、「あ~あ、きれい!」を何回も連呼していたことでしょう!

私たちと同様に、止めるにやめられず。。。訪れた人たちもおられました。

桜が咲いていれば目に入らなかったであろうものに、目がいきました。

弘前公園内の Img_4194 大イチョウもその一つです。

そして、何より良かったと思うのが、人との交わりでした!

何気なく交わす旅館の方との会話。

桜は咲かなくても、桜祭りと同時にず~っと満室だとおっしゃいます!

お手伝いしましょうか? って云いたくなるほどでした(笑)

次に長い時間を共にさせていただいた運転手さんとは、様々なお話ができて、とても楽しかったです。

「お客さん、コーヒーはお好きですか?」って、私たちのことですが。。。

「お好きなら、この先で美味しいコーヒーが飲めますから、其処へ寄りましょう」

      黒石に近い辺りだと思いましたけれど。。。?

「お寺で、住職さんが入れてくれるんです」

 えっ!?  お寺。。。  どうリアクションしたらいいの?

何だか寂しそうな寒そうな(雪があちこちに残っている)所ですね~

「あ~あぁ!煙が見えるから、居るみたいだ~」

車が入ってきたのを見つけたのでしょう、長靴をはいて庭の手入れでもされていたような方が(多分、この方がご住職さま?) ゆっくり近づいてこられました。

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薪ストーブの火を大きくする。 それからおもむろに、コーヒーを入れてくださる。

暫く時間がかかります。 

その間に昔からの知人のように、会話がすすむのです!

ストーブにくべる薪を持ってこられました。

ヒバ・・・木が倒れたのだそうです。

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「ちょっと、匂いを嗅がせて!」

「嗅がせてやろうと思って持ってきたんだ」

いい匂い~~

「で、ヒバの木ってどれです?」

「あぁ、見せてやるよ」

「これだぁ~」

「さつまいも、みたいな木肌なのさ!」

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明日は檜になりたい!  なろう! と思っているから「アスナロ」って云われるだけあって、檜と良く似ていますね。 「檜のほうが、もう少しやさしい感じだなぁ~」

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私達が岡山から来たと知ってすぐ、

「大原美術館があるよな! そこに長くいたMさんて人が、今こっちで円空物のまがい物? 複製品? を作っているんだけどさ~。これが本物そっくりなんだ~。

その人がさぁ~。本堂の屋根の紋を作ってくれたのさ!」

               金色に輝いています!   

「あれさ、プラスティックなんだ。 それに金箔を二枚貼ってるのさ」

こんな会話がどんどんすすむ!  これが何とも心地よくて。。。

    近ければ、何度でも来たいと思いましたよ!

「どこの県の人がきてもいいようにさ、どの県についても何か一つ話題をつくっておくのさ!」

さりげなく、こうおっしゃいましたが、これって出来そうで難しいことですね!

え~とえ~と?  じゃなくて、直ぐに大原美術館の名前がでてきましたよ。

お歳は?  80位でしょうか?  お一人で作庭中ですって。

「このコーヒー美味しいかい?」「ん! 美味しい。そうかい!」

「コーヒードーナツってのがあるんだけどさ、どうだ、食ってみるか?」

「油も温もってるから、すぐできるよ!」

「一つだけしてみるかい?」

・・・・・おもてなし?・・・商売? ・・・ ゆっくりした時間が流れていきました。

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2010年4月24日 (土)

旅が終わります

4月24日
弘前の町を歩きまわりました。懐かしい場所、初めて歩く通り。。。
昨年、弘前の街を歩き回った時には外から覗き見るだけだった、皮革製品を作っている店に入りました。作業机に向かって座り続けて66年です。とおっしゃるご主人(お年を尋ねると86才だって)の良いお顔。 記念に、桜の花形を押した小さな赤いストラップと、電話番号を入れてもらったストラップ。そして夫はベルトを買いました。
今はまだ白い革が飴色の味を出す日を楽しみに使いましょうか!
やっとお日様が輝いて、岩木山の姿を何とか目にできました。
岩木山の見えない弘前は、どうも物足りなかったので、嬉しかったです!
午後、津軽海峡線で函館に来ました。
随分久しぶりです。
色々な乗り物を利用した旅も、明日でおしまい。
気分一新、日々の暮らしを大切にしようと思います。

2010年4月23日 (金)

やはり良いことが!

弘前の桜まつりが今日から始まりました。
全く咲いていない桜は止めにして、一日タクシーであちこち。。
全く思ってもみなかった、盛りだくさんで楽しい一日となりました。
水芭蕉の群落。八甲田の雪の回廊。勿論、一面の雪景色に、うっとり。。。 こちらの方には、ウンザリの景色らしいけれどね!
雪も少し降りました!
黒森山、浄仙寺でコーヒー・ブレイク
これが素晴らしく、至福の時間でした。
住職さん御自らいれて下さったコーヒーを飲みながら、何気なく話す、そのお話が心に温もりを与えてくれるの! この時、桜が咲いてなくて良かった!?
なんて思った程だった。 明日は桧になろうと思うから[ アスナロ]と云う別名を持つ・・・ヒバの木について、色々教えて貰ったりしたんですよ。
念願の 常田 健 の絵も観ました。
今日の一日に感謝しながら、心地良い疲れに包まれています。

携帯の写真は上手く撮れないので止めにしました。

2010年4月22日 (木)

弘前に来ました

弘前に来ました
弘前に来ました
今回は乗り物を楽しむ旅!? ・・・本来の目的は さくら だったのです。しかし桜はとっくに諦めたものの、宿をはじめ飛行機、秋田新幹線、それから夫が是非とも乗りたいと云う五能線のリゾート白神。 それら全てをキャンセルすることも出来ず、出掛けて来ました。
寒いです! 雨は今までのところ大丈夫。
桜は全く駄目で、梅の花が満開です。
でも悪いことばかりではありません。五能線は満喫しましたよ。
弘前では、以前から気になっていた[奇跡のリンゴの、リンゴスープ] を頂くことができました。
温かいスープと思っていましたら、意外にも冷たいスープで、とっても美味しかったです。明日はあすで、又なにか良いことがあるでしょう。。。。

2010年4月21日 (水)

今日から旅行です

4月21日  水曜日

今日からしばらく旅行にでます。  東北へ。

まだ寒いようです。一体どんな服装にすればよいのか迷いながら。。。

お天気もわるそうです。

ブログはお休みになるかな?

2010年4月19日 (月)

焼き立てパン

4月19日 夜  雨の音がきこえている。。。

静かだ。。。唯 雨の音だけがきこえる

昨日のことを思い返しているのです・・・朝のことを

Yさんが土曜日の電話で

  「明日、パン焼いて持っていこうかと思うのだけれど、どう?」 って。

勿論、「わ~ 嬉しい!」・・・大喜びする私。

ちょうどタケノコを掘って、家に帰る車の中でした。

  彼女に 「今、たけのこ ある?」 ときけば 「今は無い」 と返事が返った。

  「じゃあ、タケノコを茹でておくわね!」

だから、昨日(日曜日)の朝食は焼き立てパンの届くのを待って。。。

   少しゆっくりした朝の時間です。      

      Img_4025                        

でも、その前に、

タケノコを袋に入れ・・・

パンの材料費を用意する。

申し訳ないくらいお安い・・・

Img_4026 小銭をむき出しでは。。。?

小さいぽち袋が見あたらない!

こんな時には作ってしまう!

取ってあった包み紙の出番だね。

Img_4027 何となく楽しく遊んでいる自分を発見。

もうひとつ、作りたての蕗味噌を小さい器に詰めて。。。

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Img_4028     

    おしゃれとは云えないけれど、焼き立てパンがメインの朝食でした!

2010年4月18日 (日)

春の庭です

4月18日 (日曜日)

穏やかな春らしさを予感している朝です。

我が家の庭、春爛漫といえるでしょうか・・・? なんだか緑ばかり目立ちますね!

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青色は、終わりかけたムスカリ。手前から続く葉はスズラン、もうすぐ色が見えてきそう!

奥を見れば白いライラックが良い香りと共に咲いています。

紫蘭もつぼみをツーンと伸ばしてきました。

この時期、外へ出るたびに新しい発見があって、心が躍動するようですheart04

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春の花が次々ひらき私たちを楽しませてくれるけれど、最近は自然災害も次からつぎへと起ってくる。大地震が世界のあちこちでおきた。今度はアイスランドの火山噴火。

ヨーロッパを中心に世界中で空港がマヒ! 仕方ないこととはいえ、足止めをくった人達の困った様子に胸が痛む。

今朝テレビ番組を聞きかじったところによれば・・・

昨年は太陽の黒点活動っていうんですかね?

これがとても少なかったって!

と云うことは、太陽の活動が活発でなくなっている!?

地球は太陽の活動に影響されているから、様々な異変も起こるのだとか?

こんなことを耳にすると、今にも地球が終りそうな不安がよぎる。

ゴーギャンの絵ではないが、我々はどこへ行こうとしているのか?

オバマさんが宇宙開発の次なる計画は火星だと。。。

我々は火星に、生き延びる道を求めるのだろうか??

以上は、私のぼんやり頭がみた寝覚めのよくない夢。。。?

子子孫孫・・・その先までず~っと平和な地球が続きますように。

フジ子・ヘミングさんのピアノでハンガリー狂詩曲が流れている

彼女の弾くラ・カンパネラ(鐘)が私は大好き!

先日、久保陽子さんが演奏されたパガニーニの超絶技巧曲。

リストはパガニーニの演奏に感動して「ピアノのパガニーニ」を目指そうと決意。

そうして作曲されたのが「パガニーニによる大練習曲」で、「ラ・カンパネラ」は、その第3番です。鳴り響く鐘の音を表現しています。

名曲が弾き継がれていき、心楽しませてくれたり、慰めてくれたり。。。

そんなことがいつの世でも、世界中のどこででも可能であってほしいですよね!

 

2010年4月15日 (木)

風のガーデン

風のガーデンと聞けば、ああ~、あのドラマね!と思う方が大勢いらしゃるのでしょうね。

フジテレビ系で放送されたドラマ(倉本聡さんの)・・・1昨年ですか?

私はとても残念なことにほとんど終わりかけの頃に知ったので、見られなかったのです。

ガーデンも人気。 それを見に行くツアーも目にしたことがあるくらいですから。。。

こんな本を見つけたので読みました。

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倉本さんの、最後は、家族に囲まれて死にたい(病院ではなく、家で・・)

この帯に書かれている言葉が私を引き寄せたから。。。

ガーデン(花)には人を癒す力がある。そのことは、私自身もそうだから、とても納得!!

この本は、ドラマを小説化したものじゃなくて、ドラマを作り上げていく過程というのか、その思い。。。これをインタビュー形式で本にしたてたものですが、

これに目を通したおかげで、もしかしたらドラマに感動した人とも話ができるかもしれない。

          *

昨日、雨上がりだったので、山へたけのこ掘りに行きました。

出ていましたよ!  二人で持てるだけ(15本くらい)掘って、

車を置いてある畑まで、えっちらおっちら・・よたよたしながら歩き。。

すぐにも「 帰ろうか! 」と云う夫に、

「せっかくだからチョッとだけ草もとろうよ! 」 と30分のつもりが1時間の草取りタイム。

私は主に花のまわりを。。。

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切り花を育てたくて、暇ひまにしているものの、なかなか花壇という雰囲気にはなりません。

でもね、風がね!  

ちょうど風が吹いてきて、この花達が風に揺れるのですよ!

それがとっても良い感じでheart02

Img_3985_2 風が通っていく。

風が渡っていく。。。

それを目に見せてくれる。

心地いい~~~

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2010年4月14日 (水)

下げることは難しい?

4月14日

岡山市内の桜は、先日来の雨と風で、もうほとんどが下の写真のようになってしまったことでしょう。

これは11日(日曜日)朝の後楽園沿道 ↓

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今年はスケジュールと天候と健康が折り合い悪く・・・

日曜日の朝早い時間に、傘をさして人の少ないこの場所を散策したのです。

桜の花びらが雨のように散りおちてきました。

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もう10年以上も前になるでしょうか? 長年親しくお付き合いしていたあるご夫妻の招待で、この辺りに敷物を敷き、ご一緒に楽しくお弁当を頂きながら桜を愛でたこと。。。昨日のことのように懐かしく思い出しました。 

そのご主人様は、数年前に若くして旅立ってしまわれました。私たちに沢山の楽しい思い出を置き土産にして。。。

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     *           *

昨日(13日)はボランティアの役員会がありました。

事ある度に、誰の口からも漏れ出る言葉・・・

「ボランティアが増えないねぇ~」

・・・平均年齢、一体どのくらいになったでしょう?

これこれをする! と決めたものを、こなすだけがやっとやっと。。

もっと丁寧に心をこめて、ゆとりをもって。。。が難しい!

どうして、ふえないのかしら? 

担当の師長さんも手は尽くして下さっているのですが、増えないのです。

いえね。 毎年ほんの数人、新しく入る方はあるのですが、続かない。。。

今のご時世? が影響しているのかなあ~?

ボランティアしませんかぁ~? どなたか。。。募集が始まっていますよ~

今、ボランティアしている人は、10年前後継続して頑張っている方が多いのです。

と云うことは、そろそろ引退したくても、後を思うとそれもままならない?

下げる。。。縮小する。。。これって難しいことです。

  ボランティアには魅力があっても、自分を取り巻く環境が変化して、やめた方が楽になっていいんじゃないか? なんて少し思ったりもするのです・・・ でも、迷惑もかけるしねえ~。。。なんてね・・・

     *            *

下げることは難しい。。実は一つ前の記事で書いた、ヴァイオリンニストの久保陽子さんが云われたのです。

演奏するときに、音階が下がっていくのは難しいのです!   と!!

「動物はなんでもそうでしょ!」

「例えば、犬!   階段を上るのは、駆け上っていくけれど、降りるのは恐々じゃない?」

・・・そう云えば、以前膝を悪くした時、階段を下りるのが一番こわかったなあ~・・・ と妙に納得する私。

ヴァイオリンの演奏にそんなことがあるなんて、お話伺わないと絶対に分からなかったですよ!

部屋の改築がほぼ完成に近づいて、今度は物の整理をしなくてはならない。

使わないまま何年もたったものは、処分するべきなのだろうが、これが難しいです。

思い出だったり、頂いた時の背景があったり、買った時の値段だったり。。。

ブログ友のかもめさんが、最近書いておられました。

柵(しがらみ)の何と多いこと。。。

人生の整理が気にかかる年になってさえ、柵でぐるぐる巻きになった自分をどうしたらいいのかと、途方にくれているのです。

2010年4月12日 (月)

ヴァイオリンコンサート

4月12日

雨の朝です。  先週の土曜日(10日)のことです。

夜、心待ちにしていたコンサートに出かけました。

ブログにも書かせてもらった、久保陽子さんのヴァイオリンです。

とっても、とっても・・・心に染みました~~

この思いを早くブログに書きたい!  という思い。

それと裏腹に、外に出してしまわないで、胸の内で一人じめしておきたい。。。

そんな矛盾した思いとが入り混じって・・・すぐには書けなかったのです。

コンサート会場は市内中心部を外れようとするあたりです。

玉井宮東照宮・拝殿  鎮花際、はなしずめのまつり。

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 究極のバッハとパガニーニ、これは知る人ぞ知る難曲だそうです。

久保さんが曲の説明をしては、演奏・・・こんなスタイルだったので素人の私にもよく理解ができました。

パガニーニはどれも難曲で、コンクールの課題曲に2曲は入っていることが多いのだけれど、これが3曲入っていたら 「無理~~」 と思うらしいのです。

「全曲(24曲)が弾けるようになったときは、嬉しかったですね!」 と

チャーミングなお顔に にこっ! と笑みがこぼれました。

久保さんは左手小指が元々マムシ指(?)みたいで、若い時は小指を使わないで、後の3本指でカバーしていたのだけれど、年をとって、やはり小指も使った方が演奏しやすい。

それで小指にテープ張ったりしてトレーニングされたそうです。

そうしたら・・・「やればできるじゃん!!」 ってheart04

こういうお話を聞かせていただくと、すごく嬉しい! 年齢だからって簡単にあきらめることしかしていなかった自分にも、勇気(チョッと大げさ?)励ましを貰ったようで。

小さい声で言いますけれど、久保さんも65歳は超えていらっしゃいます。私より少しお姉さまです。

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Photo ↑ 拝殿内の一段高くなったところで演奏をされました。

衣装は、左の様な白を基調にしたものです。

イヤリングとグリーンの模様のところがキラっと

光ります。

この場所を意識しての衣装だと思いました。

休憩は無し。  最後に大曲、バッハの「シャコンヌ」 

ー 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ー

私がCDで聴きながら魂の祈り・・・そんなことを感じる曲だと、先日書きましたが、

この感じが正解!  旅先で奥様を亡くされたあとに

妻のために作曲した、究極の思いが詰まった曲だと。

演奏する度に発見があるそうです。

久保さん曰く 「バッハはなかなか手強くて、これで合っているかどうか? 判らないのだが、年齢がいくと感性が前とはちがって、人生の悲哀が入ってくる」

「今 2度目のレコーディングをしているけれど、あと10年くらいしたら3度目をやりたいと思っている」  ・・・  これも凄い言葉ですよね!

バッハの曲は、いつも祈りの気持ちが根底にあるともおっしゃいました。

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花しずめのまつりとは、旧暦3月は花が散る季節で、疫病神がその花粉にのって分散するので流行病が蔓延すると考えられていました。「鎮花祭」は花をしずめることにより、疫病封じになるという信仰で、古くは奈良県大神神社とその摂社狭井神社の祭り。

2010年4月 7日 (水)

CD鑑賞

4月7日 曇り

今朝からのCD鑑賞は↓これです!

Img_3934_2 私の大好きな

久保陽子さんのヴァイオリン

とりわけJ.S.バッハのシャコンヌ ~無伴奏ブァイオリン・パルティータが私の一番のお気に入りです。

この曲を聴いていると、精神世界の深い部分からの祈り・・・

そんな魂の叫びを感じるのです。

以前にブログで書いたロストロ・ポーヴィッテさんのチェロでも同じような感じを受けるのです。

これが私好みということなのかもしれないです。

久保陽子さんとはある方を介して旅行でご一緒したことがありました。

とってもチャーミングな方です。

演奏スタイルが、体 全部を使って表現しているようなとでも云うのでしょうか・・・

ぐいぐい引き込まれていきます。

その久保陽子さんの演奏、今度の週末に聴けますheart04

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翌日は牛窓で演奏会があります。  お知らせ↓

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      *   *

今日は生憎の曇り空、写真映りがよくないですけれど、

我が家のライラックが咲いています。

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   すずらん のつぼみものぞきました

2010年4月 1日 (木)

昨夜お芝居を観ました

 4月1日 の朝がきました!   

この日のことを私年代のものは、四月バカ とかエイプリルフールと言ったものですが

この頃は、もうそんなことは云わなくなったのでしょうか?

社会の様々な事で、今日から変わる事が多いですね!

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我が家の庭です。

昨夜、お芝居にお誘いをうけていました。知人から・・・

2週間ほど前に電話で「31日の夜、空いてる?」

        「じゃあ、チケット送りますから。。。」と

電話を受けたのは夫。 

 「お父さん! 何のお芝居?」と私が訊ねてもよく分からないのです。

その内チケットが届けば分かることだから。。。  ところが

チケットが一向に届きません。 

「彼、忘れてるのかな?」 夫が言います。

それならそれでも、いいか!

昨日(当日)のお昼に、その彼から電話。

「6時頃に市民会館事務所で待っていますので。。」

   6時半開演です。 

6時、「未だ早いなあ」と言いながらも行きました。

あれ!  もう随分大勢の人が並んでいます!!

「今日のお芝居って、何なんだろう?」 全く関心を示さない我々二人も、ちょっと気になりはじめました。

あっ! ポスターが貼ってある!  

   変身

その文字だけ見えた!

入場するときに、今日のチラシが頂けるでしょう。。。 と。 何やら薄いなあ~と思いながらもチラシらしきものも貰って、席に着く。

一杯の人! 満席みたいです。

チラシ。。。を。  えっ! アンケート用紙と、今後のお笑いの講演案内・・・

これしかない! 

   入ってないよ!! たまたま入れ忘れ?・・・

まっ、いいか!  ここに至っても、呑気な二人です。

でも、ここまで来て、今更だれにも訊く訳にいかないですよね!

「途中休憩はありません」

「公演の性質上、非常口の表示は消させていただきます」とアナウンス。

何だか、変わった公演ね~。。。

ステージは、とてもシンプル。 パイプで櫓(やぐら)みたいなものを組んであるだけ。

登場人物も、とってもシンプル。

ステージ上には常に同じ4人がいる。 家族です。両親と息子、娘。

動きがパントマイムてき・・・昔のロボットのような

音楽も変わってます。 太鼓のようだったり。。。

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イヨミズキ、トサミズキより小さくてやさしいかんじ。それより遅れてさいています。

どこの劇団のものなのか?  あらすじも何も分からないままです。

正直、途中では少し眠気もきました。夫はしっかり居眠り中!

でも次第に面白さが分かって、引き込まれていきます。

チョッとストーリーを簡単にご紹介しましょうね。

息子は布地のセールスマン。病身の父に代わり家族を養うべく身を粉にして働いている。ある朝、不安な夢から目覚めてみると、自分が大きな虫に変身している。やっとの思いで部屋のドアを開けたが、その姿をみた家族はひどく動揺する。一家の生活が一変する。虫と化した息子の世話は主に妹の仕事になった。父は彼を忌み嫌い、母は嘆くばかり。息子は自分の「変身」を冷静に受け止めているが、思考や感じ方まで虫に近づくのを感じ始める。稼ぎ頭を失った家族はそれぞれ職に就き、忙しくなった。そして息子の存在は日ごとに疎ましさを増していく。。。。

ついに家族全員から見放された息子は、もはや自分が存在することで愛する家族が困り果てていると分かって、自分は消えていくしかないのだと。。。

絶望と孤独の中で衰弱していき。。。 死をむかえる。

残された家族3人。久しぶりで春の陽気のなかを散歩しながら、幸せを感じている。。。。

この最後のところ。。。とっても感動を覚えました。

こみ上げてくるものが。。。

厄介者は消えるしかないのか?  家族であっても、醜いものは厄介者?

厄介者が死んで、残った家族は本当に幸せを謳歌できるのか?。。。。

登場人物6名。  音楽担当2名に惜しみない拍手、はくしゅ!!!

「出口で今日のパンフレットを販売しています」 とのことで、

1500円で買いました。 ついでに原作本も。

   変身×カフカ   だったのです。

何も知らないで、期待もしないで、こんなのは初めてでしたが

感動は大きかったです。 これから本を読まないといけない!

息子役 ・ 森山未来。虫の(私は蜘蛛と思った)動きが凄い!

     母 ・ 久世星佳        妹 ・ 穂のか

     父 ・ 永島敏行        主任 ・ 福井貴一

  下宿人 ・ 丸尾丸一郎             Img_3828

キーボード ・  滝本成吾

パーカッション ・ 朝里奈津美

               

今後の上演は ↓ です。   

  大阪  4月2日~4日

  福岡  4月6日                              イカリソウ

  富山  4月11日                   

  新潟  4月13日Img_3837

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Img_3838 ひとりしずか

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