ドキュメンタリー映画【ベルリンフィルと子どもたち】は2005年岡山シネマクレールで見た映画です。
どういう映画かあまり知らないままに ベルリンフィル・・・とあったので何かクラシック音楽が主になった映画だろう。と軽い気持ちで見に出かけました。 始まってみると私の思いとは違ってドキュメント。
クラシックに興味のない子供たちが、世界最高のオーケストラの演奏でダンスを踊る。この一大プロジェクトの発起人は02年にベルリンフィルの芸術監督兼常任指揮者に就任したサー・サイモン・ラトル。音楽を通して子供たちが持つ可能性を伸ばす手助けをしたい、と楽団の新たな活動として教育プログラムを発足し、その一環で「ダンスプロジェクト」をスタートさせた。記念すべき第一回目の課題曲に選ばれたのはストラヴィンスキーのバレエ曲《春の祭典》
ダンスの方は25カ国からベルリンに集まった難民の子供が中心で、その数250人。ほとんどの子供たちは様々な理由により自分に自信を持てずにいた。 この子どもたちを率いる人物には、国際的に活躍するロイストン・マルドゥームがベルリンに招かれた。
以上、映画のパンフから抜粋です。 結果を先に書くと、大大だい成功!
私もいつしか映画に引き込まれ、めったに求めることのないパンフまで買ってしまいました
この映画が1ヶ月くらい前にテレビで放映されたので、録画しておき、今日しばらくぶりに見ました。 やはり感動!
何に感動したかと思いますか?
このプロジェクトの成果。。。?
それは素晴しいものだったろう。。とは想像できますが、これに感動というと、チョット違います。
全く素人の、それもダンスがしたいというわけでもなく、成り行きで集まってきたかのようなあまりやる気でない子供たちを前にして、この子達を指導していく、その指導法。
これに感動しました。ガヤガヤ、でれでれ の集団。 普通なら「やかましい!」 「静かにしろ!」 などと云うところ。 「笑ったり、しゃべったりせずには居れない人は、自信がなかったり、どこかに不安があるから、笑ってごまかしているんだ」「おしゃべりをしていたら、身体の緊張が其処から抜け出てしまうから、しゃべらないように」。。。
「みんな内に素晴しい才能を持っているんだが、それに今はまだ気づいていないだけだ」
「楽しく練習するべきだと思うわ!」と女の子
「いや、それは違う。厳しい練習を乗り越えて、上手にダンスが踊れるようになる。その楽しさを味わってほしい。」
一言、一言が・・・歳を重ねてきた私にはとっても深く理解できる言葉です。
日本の今の教育者達はこのような言葉で子供を教育しているのでしょうか?
そこが、とても疑問に思われました。 ストラヴィンスキーの春の祭典、ロシアの春はゆっくりやっては来ない。大地がはじけるように春が来る。その力強さを250人の子供たちのダンスが表現している。
この春の喜びが、また来年も来ます様にと祈って、生贄に選ばれた一人の女性が踊る。そうゆう曲だそうです。
ベルリンフィルを率いて、サー・サイモン・ラトルがこの岡山に12月、やって来ます。
なんだかとても嬉しくなります
最近のコメント